インド入国から、いきなりのトラブルだったがバスは順調に走り出した。見る景色もネパールとは違い、とにかく汚いとしか思えない。ネパールの盆地から下がって来たので、インドは暑くて汗が止まらない。途中、休憩所に着いてトイレに入ったが汚物が散乱していて、かなりの悪臭を放っていた。ミネラルウォーターが一回封が開けられているような物もあり、ちゃんと確認してからではないとインドの汚い水道水を入れたペットボトルを買わされてしまう事もあるようで商品を手に取ってからお金を支払う。お金に関しても、札はボロボロになったのもあり、それを釣りとして渡されると、その札で次の買い物をしようとする時に拒否されてしまう事もしばしば起きるので釣銭にも注意しないといけない。ちょっとした物を買うのも面倒な国だが、そこはもう慣れてしまっているので「郷に入っては郷に従え」と割り切るしかない。何でもないような田舎の街でも渋滞が多くて、それはインドでは神様と言われている牛が道を占拠してしまう事があるので前に進めない。バスに乗ってから数時間が経つが外は段々と暗くなってきていて、本当にバナラシに着くのか不安になってきた。夜7時頃に大きな街に入ったが、そこからは酷い渋滞になり、全く前に進めない。ドライバーの話だとバナラシに着いたみたいだが、バス停までには、かなり時間が掛かりそうとの事。イライラがマックスになった欧米人達は途中で降り始めた。自分達も目的地に近いならと途中で降りる事にした。街に着いているのだが街灯は暗くて、早く宿を見つけないと知らない街でトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるので、地元住民に聞きながら宿を探し始めた。夜になっても気温は下がらずに、35℃近くの状況でバックパックを背負って、宿探しを始めた。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image