カトマンズからポカラに向かうバスは古くて、中国で使われたお払い箱のバスのようにも見えた。ネパールは山岳地帯が多いので運転手の技量に任せるしかないが、峠を走行している時は身体に寒気が走る。その反面、景色は最高に良い。天気が良いとヒマラヤ山脈が見えるのが圧巻だ。一体、どのくらい掛かるのか不安でもあったが、比較的治安の良いネパールだったので、くつろぎながらバスの旅を楽しんだ。朝一に出発して、夕方前にポカラに到着したが、ここでも安宿の客引きがバスターミナルに押し寄せていた。バスから降り、ダムサイドとレイクサイドのどちらかに分かれるのだが、事前の情報だと日本人沈没者がダムサイドに多いとの事だったので、沈没しないようにレイクサイドをチョイスした。レイクサイドの客引きが15人ほどいたが、とりあえず適当な客引きについて行く事にした。ここは、あくまでも第六感(適当)で決めたようなもんだった。汚くて高ければ、また客引きに捕まればいい。と言う考えだった。歩く事、10分で宿に着いた。なんか、お城みたいな造りで新築と言う感じだった。オーナーが出てきて値段交渉と思いきや、1泊2ドルでどうか?と聞いてきた。とりあえず部屋を見せてもらったら、ツインベッドで広くて綺麗なホテルであった。ホットシャワーも出て、この値段なら文句なし。二言返事でチェックインを済ませて、大通りに出て昼食を取る事にした。レイクサイドと言う事だけあって、湖が目の前にあった。大通りは、ほとんどが欧米人向けのカフェばかりで適当に入って、サンドイッチを注文。カフェの中にいる旅行者は自分以外、欧米人だった。サンドイッチも中々美味しかったが、これだけ日本人がいない所を見るとダムサイドへ行けば良かったかなと後悔もした。
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