海南島の街、海口を目指した自分は、また1人になった。広州では日本人だらけで行動していたが、また1人になり寂しくなったりもした。広州の市場で猫がゲージに入れられてるのを見て、ここは猫も食べる習慣があるのか。と、みんなで猫たちを見ていた事や裏通りにはコピー商品が売っていて笑ってたあの時を思い出すと更に寂しくなってきた。バスでの移動になったが、海を渡るのにどうやって行くのかが不思議だった。でも理由は簡単だった。バスを船に乗せるのだ。しかも、たくさんの車両を乗せる為にギリギリまでタイヤを船の隅に付ける。運転技術も凄いが一歩間違えると転落するし、積載量をオーバーすると船は沈む。バスから降りて船のトイレに行くと、日本語でトイレと書いてある。昔の日本で使われていた船が、こんな所で活躍している事にも驚いた。よく見たら至る所に日本語のプレートが付いている。日本嫌いなら外して使えばいいのに、なぜ日本語のプレートを付けているのか分からなかった。船は海口に着き、船からバスが出る時はみんなバスに乗せられた。バスが船から落ちそうだ、エンジンを唸らせて船と陸の間においた板の上をバスを走らせる。やっとの思いで陸に渡った。バスは海口の街の真ん中で終点となった。
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