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2014年09月12日

中国の旅20

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チベット仏教の勉強をしている学生と同じ年の彼と、自分の3人で宿の周りをぐるっと歩いた。学生が自分達より長くいるので、いろいろと街の事を教えてくれた。ほとんどが、この店は美味しいとかマズイとかの話しではあったが、充分な情報でもあった。その学生は成都に一週間いるが、宿の周りしか歩いてないみたく中心部などは分からないと言っていた。ほとんど、引きこもりで宿にいる時間が多かったらしい。日も暮れてきたので夜ご飯にしよう!となり、小汚い小さいレストランの前で火鍋と書いた、串を鍋に入れて食べる所があった。鍋の中に間仕切りがあって、二種類のスープが楽しめる。串は、牛肉、豚肉、鳥、野菜、海鮮とラインナップは色々置いてある。
一律同じ料金で最後に本数を数えて支払う、とてもシンプルな構造だ!とりあえず、ビールとお茶で乾杯!学生はお酒が飲めなかった。串を鍋に何本か入れて食べるのだが、赤いスープに入れた串はやたら辛い!そうだった、ここは四川省だった!でも、この辛さ悪くないな。と食べていると、店員が台湾人か?と聞いてきた。日本人ですよ。と答えると、間違えました。とレストランの中へ入っていった。台湾と中国って、ほとんど同じ言葉かと思ったが、中国は広いから訛りも相当あって分からないのかな?と、みんなで考えてしまいました。お腹いっぱい食べてビールも飲んで、1人あたり350円ほど。やすっ!物価が安いのか、この店が安いのかは分からなかったが、いい店を発見したな。と近くの小さいスーパーでビール、水、菓子を買って宿へ戻った。宿に戻ると、同じ年の彼がシャワーへと行った。自分はビールを開けて飲んでいると、学生は勉強していた窓際のテーブルを片付けて、ここで飲んで下さいとテーブルを譲ってくれた。俺たちがくる前は誰が泊まってたの?と聞くと、オーストラリア人のカップルが先にいて、うちらがチェックインする朝に出て行ったとの事。チベット仏教を勉強しているが、宗教が好きなの?と聞くと、卒業のリポートを出すのに、ちょっと変わったのを出したくて本屋に行ったら、たまたまチベット仏教に目が入ったので旅行も出来るしいいかな?と思ったくらいだと言う。学生は明日の昼にチベットに行くと言う。陸路はキツイから、空路だと言う。数年前は自分も学生だったけど、学生は金持ってるなー。って言葉を耳にするが、こういう事なのかな?と思った。自分にはチベットと言う響きには興味が全くなかった。西に行けばチベットなのだが、そっちに行こうとは思わなかった。この時、西安から南下して成都に来たのはいいが、当てのない旅になってしまったので、どこに行くか決めないと。と思ったが内心、行った町で次を決めればいいや。とスケジュールのない旅が、俺にはあってると思い、焦らずに一歩一歩どこかに向かえばいい。と決めた。日本に置いて来た彼女(美智子)の事が気になったが、住所を忘れてしまい手紙を出そうにも出せないでいた。自分の病気を伝えられないまま、日本を出てしまったが、海外で旅をしていれば治ると自分に言い聞かせ旅を続けた。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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