2013年03月16日
中国とはどのように付き合えるのか・・。
昨日の、全国人民代表大会により、中国は新たな指導者の手によって
今後の舵取りを任されることになった。
中国共産党総書記の習近平(シー・ジンピン)氏(国家副主席)(59)が国家主席となり、習氏に代わり、共産党政治局員の李源潮(リー・ユエンチャオ)氏が副主席に選ばれることになった。
習近平氏は、これで党、軍、国の3つを統率することになった。
これが、日本に対してどのような変化を及ぼすかは、まだ判らないが、
尖閣諸島で発生している軍の暴走については何らかの変化が有るものと
考えても良いだろう。
ただ、好転するとは考えにくく、中国はここ数年で軍事費は何倍にも膨れ上がっており、力での周辺各国への牽制をしてくるものと思われる。
特に、海上作戦艦艇においては、最近アメリカを追い越し世界一の保有国になった。
航空機においても、アメリカを追い越すのは時間の問題となっており、巨大軍事国家へ突き進んでいるのである。
ただ、これから先の中国に置いてその勢いが続くかは、また別の問題であり、人件費の高騰から日本企業をはじめ各国が、東南アジアや中東、アフリカへシフトしているという事実がある。
更には、長らく続いた一人っ子政策で、国内の人的エネルギーが不足気味になって言うのも問題である。
ただ、我々日本の立場としては今までの製造工場としての中国から、顧客としての中国として迎え入れれば、大きな市場である中国はまだまだ魅力的な国には違いない。
既に、世界の長者番付の1/3が中国人で占められている今、販売先としての見方をしても良いのではないだろうか。今は中国に併合された香港であるが、やはり日本人がビジネスをするにあたって、非常に思想や民度のレベルで付き合いやすい人々であることは間違いない。
香港と言えば、イギリスの統治を受けていたので英語圏である。
海外でのビジネスには、やはり英語でのコミュニケーション能力が必要ですね。