2014年06月21日
本当にあったネットの怖い話
最近TVで「LINE詐欺被害」が放送されてました。
内容は、LINEの友達から連絡が来て「手伝ってほしい」とのこと。
なんのお手伝いかというと、
「コンビニでWEB MONEYのプリペイド購入を自分の代わりにしてほしい」
という内容。
購入後はその友達が代金を渡すからということで被害者は購入してしまう。
その後、購入したWEB MONEYのカード番号を写メして送ってほしいという連絡。
そして写メしてしまったら、まんまとWEB MONEYを盗まれてしまうのだ。
実はこのお手伝いを依頼した友達。これは本人ではなく、アカウントを乗っ取られ悪用されているらしい。
実は僕のところにも、今日タイムリーにその「お手伝い依頼」が来た。
長く連絡を取っていなかった元会社の同僚で、久し振りに連絡が来たのだ。
内容はTVの手口そのまま。
今回は実際のやりとりをそのまま掲載します。
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元同僚アカウント(以下 元同僚):「時間があれば手伝ってほしいのですが」
僕:「ご無沙汰してます。なんでしょう?」
元同僚:「近くのコンビニでWEB MONEYのプリペイドを購入するのを手伝ってもらえませんか?」
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この元同僚とはかなりフランクな付き合いをしていたので、まず第一声からかしこまってなんだかよそよそしいことこの上ない。そして第二声もこんな頼み方するような人ではない。
かなりタイムリーな「お手伝い依頼」だったので、そのまま下記のように返信した。
「あぁ 今流行りの手口ですねw」
このあと、連絡はパタリと止んだ(笑)
そして、心配になったのでこのことを元同僚へ直接報告しておきました。まだ彼からは返信きてないですが、アカウント乗っ取りから早く脱却してもらいたいものです。
TV報道と今回の実体験で感じたのは、「詐欺の巧妙化」。
友達からLINEで上記のようなお願いをされたら、対応してしまう人は多くいるのではないだろうか。特に日本人はSNSでの対応に敏感で、連絡を既読のまま放置しておけなかったり、返信をしないとネガティブなイメージに頭を占領されてしまう人もいる。
しかも連絡は簡潔な要件のみ。急ぎなのかなとついつい対応してしまいそうな連絡である。
TVの専門者曰く、このアカウントの乗っ取りは、パスワードの使いまわしによることが原因らしい。自分が所持している様々なサイトのアカウントのパスワードを同じものにしてしまっている場合、一つのアカウントのパスワードを詐欺師が手に入れてしまったら、他のアカウントでも使用できてしまうというものだ。
まずは、一つのアカウントのパスワードがどこから入手されてんの?という大きな疑問が出るが、それはネットワークの闇的なところで、こういった個人情報の流出は頻繁に起こっていることなのかもしれない。
パスワードの使いまわしも、実際今現在たくさんのサイトと関わっている人がほとんどで、そのパスワード全てを違うものにするのは、管理の面で難しい気がする。
もちろん個人での管理は必要だとは思うが、ここは一つサイト側でも本人が確認できるシステムの開発をお願いしたいところではある。
でないと、やはりパソコンやインターネットは「怖い」ものとして、利用を控える人も出てきて、ひいてはネットの衰退・荒廃を引き起こすのでは?と思ってしまう。
長々と書きましたが、皆さん、
「巧妙な詐欺にご注意を」
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