2024年08月19日
走行距離「10万キロ」超えた“クルマ”何が“ダメ”? 「過走行車」で注意したいポイントとは
走行距離が10万キロを超えた車、いわゆる「過走行車」には特有の問題点や注意すべきポイントがいくつかあります。以下に主要な点を挙げます:
### エンジン
- **オイル漏れ・消費**:エンジンのガスケットやシールが劣化し、オイル漏れや消費が増えることがあります。
- **性能の低下**:内部部品の摩耗やカーボンの蓄積により、エンジン性能が低下する可能性があります。
### トランスミッション
- **摩耗・劣化**:オートマチックトランスミッションの摩耗やシフトチェンジの際のスムーズさが失われることがあります。
- **オイル漏れ**:トランスミッションオイルの漏れが発生することがあります。
### サスペンション
- **ショックアブソーバーの劣化**:ショックアブソーバーやストラットが劣化し、乗り心地が悪化することがあります。
- **ブッシュやマウントの劣化**:ゴム部品が劣化して異音が発生することがあります。
### ブレーキ
- **パッドとディスクの摩耗**:ブレーキパッドやディスクの摩耗が進んでいる可能性があります。
- **ブレーキラインの劣化**:ブレーキホースやラインが劣化していることがあります。
### 電気系統
- **バッテリー**:バッテリーの寿命が近づいていることがあります。
- **配線やコネクタの劣化**:電気系統の配線やコネクタが劣化して接触不良を起こすことがあります。
### その他
- **冷却系統の劣化**:ラジエーターやウォーターポンプの劣化により、オーバーヒートのリスクが増加します。
- **排気系統の劣化**:マフラーや触媒コンバーターの劣化が進んでいる可能性があります。
### 注意点
1. **整備履歴の確認**:過去の整備履歴を確認し、定期的なメンテナンスが行われているかどうかをチェックすることが重要です。
2. **試乗**:試乗して異音や異常な挙動がないかを確認することが大切です。
3. **プロの点検**:購入前にプロのメカニックに点検してもらうと安心です。
10万キロを超えた車でも、適切にメンテナンスされていれば長く使用することは可能です。ただし、上記のようなポイントをしっかりと確認することが大切です。
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