古くは平安時代から
お花見シーズンの話題に
「お花見」の歴史を学んでみましょう
古くは平安時代の貴族が桜を見ながら歌を詠んだり、蹴鞠をした行事が始まりだといわれています。
庶民に広まったのは、江戸時代の寛文年間から。
当時は、寺社の境内に咲く桜を鑑賞していたそうです。
こうしてお花見は、日本の伝統的な行事として定着してきました。
日本五大桜
1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定された5つの桜を指す呼び名、日本五大桜。
福島県の三春滝桜、埼玉県の石戸蒲ザクラ、山梨県の山高神代桜、静岡県の下馬ザクラ(駒止めの桜)、岐阜県の淡墨桜を指します。
いずれも樹齢数百年、なかには数千年と推定されるものもあります。
多くの人々が訪れる観光名所になっています。
3色の組み合わせ
桜色(薄い赤色)・白色・緑色の彩りが可愛らしい花見団子。
江戸時代から花見の供の定番であったといわれています。
桜色は桜を表して春の息吹を、白は雪で夏への予兆を表現しています。
花より団子ということわざは、花見団子に由来します。
また、花見弁当も江戸時代から欠かせないものであったといわれています。
お祝いの席に
柔らかな色合いと、甘くやさしい香りが特徴の桜湯。
桜は見るだけでなく、香りを楽しむこともできます。
結納などの祝いの席では、煎茶は「お茶をにごす」といわれ、代わりに桜湯が使われています。
桜湯に用いる桜の花の塩漬けは、桜漬けとも呼ばれます。
湯を差すことで、塩漬けの塩が溶けだし、花びらが開いていくさまは、祝いの席にピッタリです。
桜は、日本だけでなく、海外でも人気です。
アメリカのワシントンでは、1912年に日本から日米友好の証として寄贈された3020本の桜並木があり、以来、毎年春に桜祭りが開催されています。
いかがでしたでしょうか?
お花見!
ぜひ、外に出て春の訪れを感じてみませんか?
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。
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2024年03月23日
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