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2019年10月18日
「子どもの地頭を良くするには??C(幼児教育編)」
幼児教育編(子どもの地頭を良くする)
今回は
幼児教育編「子どもの地頭を良くするには??」
の4回目です。
以前の記事はこちらからどうぞ!
「子どもの地頭を良くするには??@」
「子どもの地頭を良くするには??A」
「子どもの地頭を良くするには??B」
さて、前回の記事で
「子どもの地頭を良くするために親がするべきこと」
を3つ挙げました。1.子どもをよく観察する
2.子どもにたくさんの言葉を聞かせる
3.子どもに質問を投げかける
また、そのうちの「1.子どもをよく観察する」について、詳しく説明しました。
詳しくはこちら→「子どもの地頭を良くするには??B」
今日は「2.子どもにたくさんの言葉を聞かせる」について説明していきますね!
子どもの地頭を良くするために親がするべきこと
2.子どもにたくさんの言葉を聞かせる
これも、早ければ早いほど、そして実行時期が長ければ長いほど良いです。
乳幼児の頃から始めると、3,4歳の頃には面白いほど効果がでます。
やり方はあとで述べるとして、まずは、
なぜ「子どもにたくさんの言葉を聞かせる」ことが
子どもの地頭を良くするのか、
疑問に思われている方にお答えします。
答えは簡単。
子どもは耳から聞いた言葉を、
特に自分が関心を持っている人が使っている言葉を
覚えようとするからです。
これはすでに赤ちゃんの頃から始まっています。
赤ちゃんは、まだ字が読めなくても
家族が話す言葉をちゃんと聞いていて、
やがて理解するようになり、
数年後には自分でも話せるようになります。
また、たとえば、日本に暮らす外国人の子どもでも、
友達や先生が日本語ばかり話していると親より先に日本語を覚えてしまいますよね?
ことばというものは、いつでも耳から先に覚えるものなんです。
そしてここからが最も大事なのですが、
人間は「ことば」を使って感じたり考えたりします。
例えば、幼稚園児のAくんとBくんがこんな写真を見たとしましょう。
二人はこんな感想を伝え合います。
Aくん「あ、気球だ。Aも気球乗りたい!」
Bくん「ほんとだ。ぼくも乗りたい!
いろんな色の気球が飛んでるね。
ぼくはあの水色とオレンジ色のしましまの気球に乗ろうかな。
それにしても、何個くらい飛んでるんだろう。
これって観光地なのかな。日本?日本じゃないか。
どこの国なんだろうね。外国に行ってみたいな。
このにょきにょき立ってるものは家なのかな。岩かな。
なんで先のほうがとんがってるのかな。削ったのかな。」
ふたりは全く同じ景色を見ていますが、
感じていること、考えていることは全く異なります。
Aくんの感想はは単純ですが、
Bくんは同じような発想からどんどん発展して、
考えの連鎖が止まりません。
自問自答しながらどんどん考えが深まります。
「観光地」という難しい言葉もきちんとつかえていますし(語彙力)、
観察力、想像力が優れていることもうかがえます。
二人の差はどこから来るのでしょう。
それは、まぎれもなく「ことば」の差です。
使える言葉が多ければ多いほど、それを使って考えたり感じたりできるのです。
逆に言うと、使える言葉が少ないと、
考えは深まらず、物事が表面的にしか見えてきません。
子どもにたくさんの言葉を聞かせることは
「自分で考えるための道具をたくさん与えてあげること」なんです。
では肝心なやり方ですが、これは親にとっても少しハードルが高いかもしれません。
親である私たち自身のボキャブラリーがそもそも少ないかもしれないからです。
もし自分の語彙力に自信がなければ、まずは
「単語」ではなく「文」で会話をするよう心掛けるようにしましょう。
× 「おかあさん、ジュース!」「冷蔵庫!」
○ 「おかあさん、ジュース!」
「おかあさん、ジュースのんでもいい?でしょ。言ってみて。
そうそう。よくできました。冷蔵庫に入ってるから自分で開けて、
コップ出して飲んでくれる?お母さん今ご飯作ってるから
手が離せないのよ。ごめんね。」
また、お子さんが小さいうちなら一緒に絵本を読みましょう。
絵本から得られる語彙はただ単に日常生活を送るより格段に多いですし、
一緒に絵本を読みながら
「○○ってどういうことかわかる?」「○○はどうして〜してんだろうね?」
など、会話を通して考えさせる習慣をつけることができます。
継続は力なりです。
今日から是非継続してやってみましょう!
3については次回以降へ続く...
まとめ:
子どもにたくさんの言葉を聞かせること
それは、「自分で考えるための道具をたくさん与えてあげること」
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