昨日より丁寧に生きる

朝はすごく意気込んでいたのに、この時間になると、もうダメですね。。。
何が悪かったんでしょ。

とにかく、理想を叶えた未来の自分に、聞いてみたいことがあったのです。
来年の今頃には、また引越しをしているはずで、今より広く、環境の良いマンションに。
来年は、子供が小学校に入学する年です。つまり、一年以内に引っ越しをする必要があります。今の学区では、地域に私が理想とするマンションがありません。小学校へ入ってしまったら、転校させない限り、6年間、この安アパートばかり乱立する地区に我慢して住み続けなくてはなりません。

「一年後の私へ

引越しは大変でしたか？
部屋はだいぶ広くなったのですね。今の倍ありますね。特に、キッチンの広さが素敵です。快適にお料理出来る空間です。こんなゆったりしたキッチン、本当に久しぶりです。それに、キッチンからベランダに出れるドアがありますね。夏なんて、気持ちよさそう＾＾料理の合間、夜だったら夜景を堪能しに、夕方だったら各家庭の夕飯支度を想像して、朝早くなら、朝焼けで珈琲を楽しんだり・・・
とにかく、高層の自宅は快適です。

今、誰と一緒に住んでいますか？子供と二人ですか？彼は一緒ですか？
正直、それを確認するのは怖いです。おそらく、時々、でしょうね。時々、彼がやって来てくれるだけで。
彼は彼で、自分の生活があります。私の知らない生活。昔から知り合いで、親しく関わってきたつもりでも、これだけ時間が経ってしまうと、お互いに、変わってしまう面はあります。もう、深いところで、変わってしまったのですね。
どうして私、未来の生活に、こんなマイナスを強要・設定しているのでしょう。もっと楽しめば良いのに。

未来の私、きっと彼は私たちの部屋で過ごす時間を長くとっています。自宅に戻ることもあるでしょう。それでも、基盤は私との生活。そのために私は、彼専用の部屋も用意したのだから。
今、確実に言えることは、私の強みについて。それは経済的に安定していること。とても大きな強みのはず。
私は彼の負担にならないし、寂しい時も悲しい時も、いくらでも自分を慰めることも出来る。そして、幸い私は彼の理想の容姿をしている。私の性格が屈折しない限り、彼が私から離れることはない。
一年後の私は、穏やかにシンプルに生活しているのですね。
安心しました」