runrunのブログ

電力自由化ってなに？
日本の電力会社ってどうなってるの？

今回は、こんな疑問にお答えしようと思います。

以前までは、日本の電力会社は大手電力会社と呼ばれる以下の10社しかありませんでした。そして、電気はこれらの会社からしか買うことはできませんでした。お名前.com

・北海道電力
・東北電力
・北陸電力
・東京電力
・中部電力
・関西電力
・中国電力
・四国電力
・九州電力
・沖縄電力

しかし、1999年5月に電気事業法が改正され、2000年3月から特別高圧（20,000V）で受電するお客さま（契約電力2,000kW以上［原則］）を対象に小売部分自由化が始まり、電気を選べるようになりました。

その後、2003年6月に再び電気事業法が改正され、2004年4月からは、高圧（6,000V）で受電する契約電力500kW以上のお客さま、2005年4月からは、すべての高圧のお客さま（原則50kW以上）へと自由化対象が段階的に拡大されました。

これにより、大手電力会社の他に、発電事業者や小売事業者が増えました。

さらに、2016年4月1日以降は、電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。
つまり、ライフスタイルや価値観に合わせ、電気の売り手やサービスを自由に選べるようになったのです。

そして、「新電力」と呼ばれる新しい電力会社がたくさんできました。
グーペ


ただし、今でも、送配電網は、上記の10社しか保有していません。したがって、新電力は大手電力会社が保有する送変電設備を借りてお客さまに電気を届けているのです。なので、生粋の電力会社は、10社のみに違いはありません。

電力自由化とは？や電力自由化の変遷については、ご理解いただけたでしょうか？
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次回は、全面自由化になりましたので、お得な電気の選び方やおすすめの新電力をご紹介したいと思います。お楽しみに！！


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