2013年07月08日
密室入門!/有栖川有栖・安井俊夫・著
最近、有栖川有栖氏の著作をもの凄い勢いで
収集・再読しています(主に火村シリーズ)
高校生の頃、愛読していたのですが
再度どハマりしてしまった模様です。
現在、家の蔵書を処分して整理しつつあるのですが
その渦中にあって異様に増えていく本たち。
本棚の有栖川有栖率が半端ではなくなっている(笑)
その中から、初見の「密室入門!」を取り上げます。
これ対談集なんですけど、小説とはまた違った面白さが!
大の大人二人が真剣にどうやって密室を作るかを考えるという。
…ま、ミステリ作家はそれがお仕事ですけどね(いいなぁv )
安井俊夫氏はミステリファンの一級建築士さんだそうです。
じゃあ、不動産関係に携わる人間(私です)の目線からも
見てやろうじゃないのと本書を手に取った次第です(そんな偉そうな…)
密室って聞くと、なんかどきどきしませんか?
政治報道で用いられることの方が多い…とこの本には書かれていますが
私にとっては密室≒殺人事件くらいの勢いです!
一方で「なぜ密室になっていたのか」は
なかなか上手く理屈付けられないと思っています。
魅力的な題材だけれども、料理するのが難しいというか。
真相が明らかになって、んなアホな、という理由だと興醒めですもんね。
本書では、オリジナルの密室の分類が試みられています。
「被害者が犯人から逃げて、鍵をかけて閉じこもった後
床で滑って転んで頭を打って死亡」なんて例が挙がっていました。
確かに密室だけども!間抜けな感じが否めない(笑)
「鍵を外からかけて、張っておいた糸を滑らせて鍵を密室の中央に。
糸を引いて回収すれば密室のできあがり」なんかは
ベタだけど好きな感じです。
映像を思い描くとわくわくするのと、
犯人も頭捻ったんだね〜という喝采とでも言いましょうか。
これらが、どういう密室分類となっているかは
本を読まれたときのお楽しみ、ということで♪
独断による面白さバロメーター
星5つ!!!★★★★★☆☆
ネタバレ感想は、後ほどコメント欄に畳みます↓
収集・再読しています(主に火村シリーズ)
高校生の頃、愛読していたのですが
再度どハマりしてしまった模様です。
現在、家の蔵書を処分して整理しつつあるのですが
その渦中にあって異様に増えていく本たち。
本棚の有栖川有栖率が半端ではなくなっている(笑)
その中から、初見の「密室入門!」を取り上げます。
これ対談集なんですけど、小説とはまた違った面白さが!
大の大人二人が真剣にどうやって密室を作るかを考えるという。
…ま、ミステリ作家はそれがお仕事ですけどね(いいなぁv )
安井俊夫氏はミステリファンの一級建築士さんだそうです。
じゃあ、不動産関係に携わる人間(私です)の目線からも
見てやろうじゃないのと本書を手に取った次第です(そんな偉そうな…)
密室って聞くと、なんかどきどきしませんか?
政治報道で用いられることの方が多い…とこの本には書かれていますが
私にとっては密室≒殺人事件くらいの勢いです!
一方で「なぜ密室になっていたのか」は
なかなか上手く理屈付けられないと思っています。
魅力的な題材だけれども、料理するのが難しいというか。
真相が明らかになって、んなアホな、という理由だと興醒めですもんね。
本書では、オリジナルの密室の分類が試みられています。
「被害者が犯人から逃げて、鍵をかけて閉じこもった後
床で滑って転んで頭を打って死亡」なんて例が挙がっていました。
確かに密室だけども!間抜けな感じが否めない(笑)
「鍵を外からかけて、張っておいた糸を滑らせて鍵を密室の中央に。
糸を引いて回収すれば密室のできあがり」なんかは
ベタだけど好きな感じです。
映像を思い描くとわくわくするのと、
犯人も頭捻ったんだね〜という喝采とでも言いましょうか。
これらが、どういう密室分類となっているかは
本を読まれたときのお楽しみ、ということで♪
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独断による面白さバロメーター
星5つ!!!★★★★★☆☆
ネタバレ感想は、後ほどコメント欄に畳みます↓