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海外のおすすめ電動自転車メーカー
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海外メーカーのe-bikeでは、海外モデルが日本仕様(日本の道路交通法に反しないモデル)で入ってくるようになり、スポーツサイクルの人気と相まって盛り上がりを見せています。
特にデザインを重視している方にとっては、日本製にはない魅力の海外モデルを見つけることができるということで人気です。
TSINOVA(チノーバ)は中国のメーカーで、海外メーカーの中では製品の安定性が高く、関東中心にビックカメラやヨドバシカメラでも販売されているスタイリッシュなミニベロタイプの電動アシスト自転車を作っています。
バッテリーはサドル(シート)の下にポーチのような形で搭載され、モーターも後輪のハブ(タイヤの中心部分)にあるので、一見電動アシスト自転車に見えないデザインが特徴です。
最古の自転車メーカーであるイタリアのビアンキは、「空の色」を意味するチェレステカラーの爽やかなデザインが有名ですが、ロードバイク・マウンテンバイク・ミニベロ、と幅広い車種を取り揃えています。
そして、ボッシュのモーターユニットを搭載したミニベロタイプのe-Bikeが登場しました。
TREK(トレック)は、1976年にアメリカ中西部のウィスコンシン州南部にある小さな赤い倉庫で、「世界一のバイクづくり」を夢みた二人の仲間により始まりました。
TREKのe-bikeは、漕いだ力を増幅させるペダルアシストバイクであり、走行中にペダリングを助けるモーターを搭載していますが、オートバイのようにスロットルを回して走るものではなく、ペダルを漕ぐと前に押し出す力が加えられ、漕ぐのを止めるとアシストを停止します。
またTREKのe-bikeは、Bosch製e-bikeシステムを採用しており、Bosch製モーター、バッテリー、コントローラーはすべて信頼性が高く、デザインに優れており、仮に不具合が生じてもBoschの秀逸なカスタマーサービスを受けることができます。
BESV(ベスヴィー)は、世界最大の電動アシスト自転車市場であるヨーロッパにおいて、そのデザインと性能の両方において高い評価を受けています。
BESVはヨーロピアンスタイルの一味違ったおしゃれな見た目のモデルが多く、小径車ながらスポーティな走行性とバッテリー一体型の流線的なデザインの電動アシスト自転車を販売しています。
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電動自転車とは
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電動自転車とは、バッテリーとモーターを搭載し、モーターの動力で駆動する自転車の総称で、厳密には二つの種類があります。
まず一つ目は電動アシスト自転車といわれるもので、ペダルを漕ぐのと連動してモーターが働き、文字通り走行を電動でアシストしてくれる自転車のことを意味します。
日本で一般的に電動自転車と呼ばれているのがこのタイプのもので、多くのニーズを占めているのは、正式にはこの電動アシスト自転車のことです。
電動アシスト自転車はペダルを漕ぐ力が少なくてすむので、女性やお年寄りなどでも快適なスピードで楽に走れるのが特徴といえます。
もう一つのフル電動自転車は、ペダルを漕ぐことなく、モーターの駆動力のみで時速20km?30kmの速度で走行することができるものです。
そのため日本の道路交通法上では、フル電動自転車は原動機付き自転車(原付)として扱われ、公道を走るためには、ナンバープレートや方向指示器の装備する必要があります。
さらに、免許の携帯とヘルメットの着用が義務付けられており、自賠責保険にも加入しなければなりません。
フル電動自転車は日本ではあまり流通しておらず、購入できる製品も海外からの輸入品が主となっています。
電動アシスト自転車の最大のメリットは、電動による補助で漕ぐ力が少なくてすみ、坂道などの走行も非常に楽であることです。
一方電動アシスト自転車のデメリットは、通常の自転車と比べると、バッテリーやモーターなどの機械を搭載している関係上、どうしても車体重量が重くなることです。
また、バッテリー切れになってしまうと、ペダルを補助するモーターが止まってしまい、アシスト機能も失われてしまうので、とんでもなくペダルが重くなるケースもあります。
ヤマハが電動アシスト自転車PASを世に送り出してはや25年経ちますが、日本のお家芸であったはずの電動アシスト自転車は、特にスポーツバイクに関して欧米からは大きく引き離された状態にありました。
しかし、パナソニックがXM1を発売すると、これまで海外向けにアシストユニットを供給していたボッシュとシマノも国内向けの新ユニットを発表し、YPJシリーズで独自路線を切り拓いてきたヤマハも新型車を発表するなど、電動アシスト自転車は今後さらに楽しみな展開となっています。