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2015年04月17日

【歩いても歩いても】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【歩いても歩いても】

歩いても歩いても.jpg
【出演者】
横山良多:阿部寛
横山ゆかり(良多の妻):夏川結衣
片岡ちなみ(良多の姉):YOU
片岡信夫(ちなみの夫):高橋和也
横山あつし(ゆかりの連れ子):田中祥平
横山とし子(良多の母):樹木希林
横山恭平(良多の父):原田芳雄
片岡さつき(ちなみの娘):野本ほたる
片岡睦(ちなみの息子):林凌雅
小松健太郎(寿司屋店長):寺島進
加藤治子 - 西沢ふさ(横山家の隣人)

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【感想】
田舎の実家。
そして親子の確執。
家族内の遠慮。
その風景がたんたんと描かれています。

どこか温かく、どこか寂しいストーリー。
それぞれの思いが綺麗に描かれています。

いつか聞いたラジオCMを思い出しました。
1年に1度の里帰り。
毎年欠かさず1年に1度は実家に帰る。
あんなに毎日一緒に過ごしたのに、
指で数えれるくらいしかもう会えない。

こんな内容のCMだったと思います。
確かに1年で1回の里帰りでも、
この年になると何回会えるか?
そんな深刻なことなんですよね〜

子供って本当に親不孝なんですよね!
でもそれを見守っているのが親。
どうしてあげることも出来ないけど、
ただ元気なことが親には幸せ。

本当にリアルな家の雰囲気が出てます。
とても良い作品だったと思いました。
家族を思い出したい方にはオススメです。
親の暖かみと自分の小ささがわかるでしょう。


【あらすじ】(ネタバレあり)
母とし子と姉ちなみは実家で料理をしていた。
父の恭平は田舎で小さな医院を営んでいる。
そんな実家に家族で帰る良多とゆかりとあつし。

良多を待つ、とし子はちなみと良多の話をする。
「人のお古をもらわなくても〜」
バツイチであるゆかりの話も・・・

両親の老後の面倒をどうするか、
そんな話をする良多とゆかり。
そしてゆかりが席を外したとき、
あつしに話しかける良多。
学校で飼っていたうさぎの話。
「何で死んだのに笑ったの?」
あつしは答えた。
「面白かったんだもん。」
「レナちゃんが、
 みんなで手紙書こうって言うんだもん。」
「誰も読まないのに。」

一足先に実家についたちなみの夫と子供。
とし子は孫にデレデレとなっていた。

ゆかりはあつしに言った。
「今日だけでも良ちゃんって言うのやめて。」
そして良多にも言う。
「親子なんだから見栄張らなくても。」
良多は言う。
「親子だから、
 失業中なんて口が裂けてもいえない。」

そしてようやく実家に着いた良多一家。
実家に集まった家族。
そこに恭平が帰ってきた。
知っているはずなのに良多に一言、
「来てたのか・・・」
そう言って診察室へ逃げ込む。

久しぶりに実家に帰った良多は気付く。
家に付けられた手すりの数々。
古くなって剥がれてきた風呂場のタイル。
年老いた両親を・・・

ゆかりはとし子とちなみと料理をしていた。
田舎の料理「とうもろこしの天ぷら」
その匂いに誘われて診察室から出てくる恭平。

そしてみんなで昼食。
寿司を頼んでいた。
届けに来た馴染みのすし屋店長。
寿司と同時に香典も持ってきた。

そして全員揃ってのご飯。
各々の昔話や、今の職業など・・・
嘘をつき仕事の話をする良多。
以前の職業、絵画の修復師の話。
信夫の仕事は車の販売員。
良多にパンフレットを見せて車を進める。
とし子は言う。
「子供の運転する車に乗るのが夢だった。」

とし子とゆかりとちなみは、
2階へ昔の写真を見に行く。
子供たち3人と信夫は庭でスイカ割り。

残された良多と恭平。
なかなか会話が出来ない2人。
そして恭平は再び診察室へ・・・

次第に仲良くなる子供3人。
女3人はニュースを見ながら話をしていた。
長男の話・・・
長男は子供を助けて海で亡くなった。
そして実家に引っ越してくるちなみの予定。

良多は仕事のカモフラージュの電話。
あつしは恭平のところへ・・・
ピアノの調律師になりたいという信夫。
そんなあつしに医者を勧める恭平。
「変なこと教えないで下さいよ。」
そう言って良多が話をさえぎった。

良多は家族ととし子と墓参りに行った。
良多はとし子にちなみの引越しについて聞いた。
とし子は言った。
「いまさら他人と住むのはね〜」
「それにあんた戻って来辛いでしょ。」
「お父さん死んだらでいいからさ〜」
良多は言った。
「俺に兄さんの変わりは出来ないからね。」
その帰り道。
黄色い蝶々を見つけた。
とし子は言った。
「冬になっても死ななかったモンシロチョウが、
     黄色くなって帰ってくるんだって。」
「アレを見ると何か切なくてね〜」
誰から聞いたのと良多は聞くが、
ごまかすとし子。

そうして家に戻ると、香典をあげに人が・・・
長男が助けた子供。
とはいっても、もう25歳になっていた。
出版社でアルバイトしているそうだ。
毎年1回は足を運んでいるが、
年々体格はよくなり、だらしなくなっていた。
「あの時助けてもらえなければ、
 今の僕はここにはいませんでした。」
「ジュンペイさんの分もしっかり生きますから。」
そう言い残して家を去った。

その後恭平は言う。
「あんなくだらん奴のために何で・・・」
「他に変わりはいくらだっていたのに・・・」
「あんなやつは生きてたって、
  なんの役にも立たないよ。」
良多は言う。
「比べるなって言ってるんだ。」
「人の人生を・・・」
「彼だって精一杯頑張っているわけだしさ。」
「そりゃうまく行かないこともあると思うよ。」
「父さんみたいに上から、
 くだるとかくだらないとか・・・」
恭平は言う。
「何向きになっているんだ。」
「お前には関係ないだろ。」
良多は返した。
「医者がそんなに偉いんですか?」
「兄さんだって、
 生きてたら今頃どうなっていたか?」
「分かったもんじゃないですけどね・・・」

さえぎったのは信夫だった。
昼寝していた信夫が起きてきたのだ。
そしてちなみ一家は家に帰った。

残った良多一家。
恭平ととし子と夕食を食べた。
医者の恭平を褒めちぎるゆかり。
しかしそれを馬鹿にする、とし子と良多。
そして話は恭平のコレクションのレコード。
そして思い出の曲と言って、
とし子が持ってきたレコード。
なつかしの歌謡曲「ブルーライト・ヨコハマ」
俺は関係ないと言った恭平。
しかし2人の思い出の曲だった。

「誰にだってありますよ思い出の曲。」
良多にゆかりは伝えた。

その夜良多はとし子に言った。
「そろそろいいんじゃない?」
「呼ぶのやめようよ。」
「辛そうじゃない俺たちに会うの。」
とし子は言った。
「だから呼ぶのよ。」
「あの子のせいで、
 ジュンペイは死んだんだから。」
「憎む相手がいないと余計辛いんだから。」
「あの子にだって、
 年に1度辛い思いをしてもらったって、
          罰は当たらないでしょ。」
「だから、来年も再来年もきてもらう。」
「あなただって、親になったら分かるわよ。」

そして良多に風呂を勧めるとし子。
とし子は寝巻きまで用意していた。
ゆかりは嫉妬していた。
自分は受け入れられていないと、
疎外感まで感じていた。

風呂に入ろうとした良多。
その時恭平が脱衣所に現れた。
「お前たまには電話して、
 母さんに声だけでも聞かせてやれよ。」
そう言って後にしようとしたとき、
中から聞こえたあつしの声。
「良ちゃん熱くて入れない。」

良多とあつしがお風呂に入っているとき、
とし子はゆかりに着物をあげていた。

お風呂をあがった良多。
その時家の中に蝶々が入ってきた。
「ジュンペイよ!」
と言って蝶々を追いかける、とし子。
そんなはずないよと言いながら、
捕まえて外に逃がしてあげる良多。

そんな時、家に近所の家から電話が入った。
医者と言っても助けることが出来ない恭平。
救急車を呼び、近くの大きな病院へ・・・
どこか寂しそうな恭平の姿。
それを見ていた良多。

あつしはゆかりに聞いていた。
「さっき変だったねおばあちゃん。」
「もういないのに。」
ゆかりは答えた。
「死んでもいなくなるわけではないのよ。」
「パパもちゃんといるのよあつしの中に。」
「あつしの半分はパパで、
 残りの半分はママで出来ているんだから。」
あつしは聞いた、
「良ちゃんは?」
ゆかりは答えた。
「これから入ってくるのよ。じわじわ〜って。」
「どうする良ちゃん入れてあげる?」

あつしは庭で夜空を見上げつぶやいた。
「僕は秋の運動会で、リレーの選手になりました。」
「今日黄色い蝶を見ました。」
「パパと軽井沢で捕まえたのと同じやつです。」
「僕は大きくなったら、
 パパと同じ調律師になりたいです。」
「それが無理なら、お医者さんになりたいです。」

良多は自分の部屋にあった、
小さい頃の絵日記を見ていた。

翌朝良多と恭平はあつしを連れて海に行った。
プロ野球の話をする良多。
恭平は今はサッカーだと返す。
そのうち3人で見に行こうと・・・

そして家に帰ろうとする良多一家。
それを見送る恭平ととし子。
「歯医者はしっかり行くんだよ。」
「あと土日はしっかり休むんだよ。」
「もう若くないんだから。」

そんなやりとりをしてバスに乗り込む良多一家。
家への帰り道、恭平はとし子に言う。
「次は正月か・・・」

バスの中で良多はゆかりに言った。
「次は正月か。」
「日帰りでいいだろ。」
「いつもこうなんだよな。」
「ちょっと間に合わないんだ・・・」


それから3年して父は亡くなった。
結局サッカーにはいけなかった。
母も父を追うようにして亡くなった。
結局車には一度も乗せてやれなかった。


あつしは大きくなり、
良多とゆかりの間には女の子が出来ていた。
そして両親の墓参り。
黄色い蝶々を見つける。
良多は娘に話す。
「黄色い蝶々はね、
 冬になっても死ななかった白い蝶々が、
     黄色くなって帰ってくるんだって。」

(終わり)

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