競馬blog 相対性ラップタイム理論

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京都大賞典　サラ系3歳以上オープン(G2)　別定

開幕週におこなわれるためスピードの基礎能力が求められるレースです


基本的には直線を向いてからスパートといった展開が多いですが
スパート開始まで速い流れでも余力を残せるだけの

走行スピード能力

追走スピード能力

が必要です


2400m戦ですが他の2400m戦よりスタミナを問われず
よりスピード能力を求められるレースであると言えます

毎日王冠　サラ系3歳以上オープン(G2)　別定　

残り4Fほどからしっかりと上がりの脚が使えないと
勝ち負けに参加出来ませんが、そのためになにより道中の

走行スピード

追走スピード

能力の高さが必要になるレースです


11秒後半のラップでの追走でも
それを苦にしない基礎的なスピード能力が絶対に必要です

逃げたエーシンマックスを追って、なかなかの持続戦となりました

最後はゴールドアクターが総合力ある中での切れ味でねじ伏せた

といった感じのレースになりました


しかし…、先週からあれだけ雨が降っていたのにここまで馬場が乾くとは…。
改修後の中山の馬場では昔のような重馬場戦がおこなわれる事はもう無さそうですね


勝ったゴールドアクターは有馬記念連覇に向けて視界良好といったところでしょうか

前半のポジション争いがそれほど無く、わりとゆったりと展開したレースで
本来逃げ先行馬で決まりそうな流れでしたが
残り4F目からの急加速戦となり
中距離での切れ味にひいでた差し馬勢が前の集団をのみ込むこととなりました

前2頭は最後の急坂でも失速すること無く

『馬場を考えたらこのパフォーマンスは異常』
『今年の3歳世代のレベルは本当に凄く高いな』

と個人的に強く印象づけさせられました


極上の中距離適性が求められたため
長距離でパフォーマンス上げそうな馬は権利が取れず…。
ディーマジェスティの2冠は確実になった
と個人的には思いました
相手は同じく長距離でパフォーマンス上げそうなゼーヴィントと
総合力にひいでて適性外の距離でも格好はつけてくれそうなサトノダイヤモンドあたりでしょうか

オールカマー　サラ系3歳以上オープン(G2)　別定戦

前半はセントライト記念と同じようなペースで流れますが、古馬戦なので道中のペースが速いです
そのためかなり持続力が求められるレースと言えます

馬場改修後破砕層が出来、水はけが劇的に良くなったとは言え
このところの長雨でそうとう馬場はゆるいと思われます

今年に限っては、総合力が高く切れ味持った馬より
ラスト1F12.4秒くらいのレースを持続力や底力で差して勝った事があるような
そんなタイプの馬を狙った方が良いかも知れません