愛媛県伊予市は18日、自動車リサイクル業のヤツヅカ(同市下吾川)と災害時の応急対応業務で協力する協定を結んだ。同社が自動車解体の際に使用している特殊な重機などを活用し、がれきや被災車両の撤去による道路の早期復旧を図る。
能登半島地震では道路の通行止めが支援の遅れなどに影響。土砂災害や道路の損壊だけでなく、倒壊した建物のがれきや被災して動けなくなった車両も通行を妨げた。
同社はクレーンの先端がはさみ状で、車体をつかんで運ぶことができる重機などを所持しており、早急な撤去につなげる。
愛媛新聞ONLINE 3/18(月)