2024年03月04日
大洲・県道「鹿野川バイパス」が開通 安全性向上し災害時の代替路に(愛媛)
大洲・県道「鹿野川バイパス」が開通 安全性向上し災害時の代替路に(愛媛)
山鳥坂ダム(愛媛県大洲市)建設に伴い、県と国土交通省が進めていた県道小田河辺大洲線の一部「鹿野川バイパス」(1・2キロ)の開通式が3日、同市肱川町山鳥坂であった。地元住民や工事関係者ら約200人が節目を祝った。
県大洲土木事務所によると、鹿野川バイパスは2005年4月に事業着手。全幅7・0メートル(片側1車線)で、県は21年9月に鹿野川トンネル(526メートル)と、22年12月に新鹿野川橋(90メートル)などを完成させた。県の施工区間計1キロを完了し、事業費は約39億円。上流側0・2キロは国が整備した。
バイパス整備で、従来からある県道の交通量が減少し車や歩行者の安全性が向上するほか、災害時は代替路として利用できるなど効果が期待されている。
愛媛新聞ONLINE 3/3(日)