詩人の坂村真民さん(1909〜2006年)を顕彰する坂村真民記念館(愛媛県砥部町大南)の開館12周年記念特別展が2日、同館で始まった。真民さんの生き方に焦点を当て、常に前に向かって進もうと自身を鼓舞した詩を紹介する。6月30日まで。
町や愛媛新聞社などが主催。「うれしいときにはうれしいうたがうまれる」からこそ「できるだけうれしいうたをつくろう」とつづった詩「うた」をはじめ、温かみのある筆致の自筆詩、54年間に796冊記した「思索ノート」の言葉など73点を展示している。
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