2024年02月24日
受賞者は全員高校生「愛顔のえひめ賞」”もったいない”を有効に県庁で表彰式 【愛媛】
全国レベルの大会で優秀な成績を収めた愛媛の高校生らに22日、「愛顔のえひめ賞」が贈られました。
「愛顔のえひめ賞」はスポーツや文化以外の全国大会などで、優れた成績をあげた個人や団体に贈られます。今回は2つの高校と3人の高校生が選ばれ、県庁では中村知事から賞状や盾などが渡されました。
受賞した個人のうち伊予農業高校3年の宮崎れもんさんは、家庭での課題解決の取り組みや成果を競うコンクールで最優秀賞を受賞。タンスに眠っていた衣服をおもちゃにリメイクして、親戚の子守を助けた取り組みなどをまとめました。
団体で受賞した長浜高校は、水族館部の生徒3人が魚を使った缶詰のアイデアを競う大会で最優秀賞に輝きました。この缶詰は骨が硬いため食用では流通しないブリの中落ちを使用。見た目も華やかでコチュジャンの香りが食欲をそそる食品に仕上げました。
長浜高校・重松そらさん:
「中落ちが余っていて食品として利用できなくて、もったいない問題はほかの魚にも起こっていて、そういった魚にこの技術を応用して、フードロスを削減していきたい」
高校生たちは受賞を喜びながら、次の目標に向けて決意を新たにしていました。
テレビ愛媛 2/22(木)