2024年02月19日
伊予市に国内最大級のクレーン船 松山港岸壁延伸へケーソン輸送(愛媛)
松山港外港地区(愛媛県松山市大可賀3丁目)で進む水深13メートル岸壁延伸工事の一環で、国内最大級の起重機船(クレーン船)による重さ約1500トンのケーソンつり上げ輸送作業が17日、伊予市下吾川で行われた。岸壁の一部に使われるケーソンは長さ12・4メートル、幅7・4メートル、高さ19・1メートルの鉄筋コンクリート製の直方体構造物。集まった約50人の住民らが、高さ約110メートルの巨大クレーンが持ち上げる壮観な姿を見守った。
国土交通省松山港湾・空港整備事務所によると、多目的国際物流ターミナルを担う松山港外港地区には、水深10メートル岸壁と水深13メートル岸壁があり、大型船舶がより安全に係留できるスペースを確保しようと、岸壁延伸工事を実施している。
愛媛新聞ONLINE 2/17(土)