愛媛県教育委員会は15日、老朽化による耐震改修工事のため県立図書館(松山市堀之内)を今年11月ごろに完全閉館し、同市大可賀2丁目のアイテムえひめに蔵書の一部を移転させ、2025年2月から26年5月まで仮設図書館を開設すると明らかにした。図書利用サービスを継続するための措置だが、仮設で利用できる図書は大幅に減る見通し。同日あった県立図書館協議会で報告した。
県教委によると、同館は1975年の建築から約50年が経過し、震度6強〜7程度の地震で倒壊の危険性がある。
愛媛新聞ONLINE 2/15(木)