菓子メーカーの扇雀飴本舗(大阪市)は愛媛県産温州ミカンの未熟果をアップサイクル(付加価値を付けた再活用)したキャンディー「実(み)熟者ですが。」を開発した。3月4日から全国のコンビニエンスストアで発売する。
同社は「人や環境にやさしい商品の開発」をテーマに、廃棄されてきた摘果ミカンに着目。食品ロス問題の解決につなげようと独自技術でミカンをとろみのあるエキスに加工しキャンディーに仕上げた。アレルギー抑制や血流促進が期待される成分「ヘスペリジン」が含まれるという。16個入りで希望小売価格216円。
愛媛新聞ONLINE 2/15(木)