2023年に重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定された愛媛県宇和島市津島町岩松地区で28日、江戸末期の木造家屋「小西本家」に隣接する蔵の改修完成お披露目会が開かれた。住民らが内部を見学し、新たな地域拠点の完成を祝った。
蔵の改修には歴史的建築物などの保存活動に取り組む米国の非営利団体ワールド・モニュメント財団(WMF)の支援を活用。WMFは19年、緊急の保存・修理が必要な文化遺産に「岩松歴史的町並み」を選び、フリーマン財団(米国)とともに改修費用を助成している。
愛媛新聞ONLINE 1/29(月)