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2024年02月02日
県産養殖魚の販路拡大へ ハワイの有名シェフらがマダイ養殖場を視察【愛媛】
愛媛県産養殖魚の販路拡大につなげようと、きのう、ハワイの有名シェフらが宇和島市を訪れました。
きのう、宇和島市のマダイ養殖会社「中田水産」にはハワイの有名飲食店のシェフら14人が訪れ、カンキツの皮をエサに混ぜて育てている「みかん鯛」の養殖場を視察しました。
この視察は県産養殖魚の販路拡大を目指し、日本貿易振興機構「ジェトロ」が開いたものです。
その後、一行は宇和島水産高校に移動し、ハワイから来た9人のシェフが、宇和島産のブリを使って、県産のかんきつと柚子胡椒のソースを合わせたマリネや、蒸したマダイのお茶漬けなどを作り、地元の養殖業者らに振る舞いました。
ハワイでレストランを10店舗経営するロイ・ヤマグチシェフは「愛媛の魚は歯ごたえもあるし甘みも十分ある、ハワイの人の好みに合う」と話していました。
また宇和島水産高校では、生徒がブリ大根などのオリジナル缶詰も紹介し、シェフらとの交流を楽しみました。
ジェトロでは、来月ハワイで宇和島の水産会社も参加した商談会を開催する事にしています。
南海放送 2/2(金)
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坊っちゃん列車3月20日に運行再開へ 伊予鉄道「乗務員確保めど付きつつある」(愛媛)
伊予鉄道(愛媛県松山市)は1日、運転士不足や経費負担の大きさを理由に昨年11月から運休している坊っちゃん列車について、3月20日から運行再開すると発表した。労使交渉の前倒しによる1月の賃金引き上げといった処遇改善や採用活動の強化で、乗務員の確保にめどが付きつつあるとした。運行は年末年始を除く土日祝日で、運休前と同じ。
伊予鉄グループの清水一郎社長は「今後も状況は厳しく、持続可能な運行に向けて引き続き松山市や関係者の皆さまと協議していく」とコメントを出した。
坊っちゃん列車を巡っては、運休を受けて松山市が昨年12月、伊予鉄グループや商工・観光団体などを集めた今後の在り方を検討する会を設置している。
清水社長はこれまでの取材に、メンテナンス費用などで毎年の赤字額は2300万〜1億円になり、運行を開始した2001年以降の累計は14億円に上ると説明。民間が運行するには限界があるとの見解を示し、市からの委託契約など費用を確保してもらえれば、人手確保に努め、再開にできる限り協力すると答えていた。
愛媛新聞ONLINE 2/2(金)