2016年02月04日
首つりの芝居で事故、俳優が意識不明に イタリア
イタリア・ピサの劇場で、
俳優が首つりの場面を上演中にロープで首が絞まり、
意識不明の重体になった。
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重体になっているのは同国の俳優ラファエル・シューマッハーさん(27)。
首つりの場面でロープがきつく絡みすぎ、本当に首が絞まっていることに観客の1人が気付いた。
シューマッハーさんの頭部には覆いがかぶせられていたが、
この観客は医学部出身だったことから、シューマッハーさんの体が震えているのを見て事態を察知。
駆け寄って首のロープを外し、周りの人も助けに入って床に降ろした。
シューマッハーさんは病院に運ばれたが、生命が危ぶまれる状態だという。
警察も捜査に乗り出し、舞台装置の安全が確保されていたかどうかについて調べている。
劇団の幹部は地元紙の取材に対し、シューマッハーさんが直前になって台本の筋書きを自分で変えたと主張、「もともとは銃撃の1人芝居をするはずだったが、本人の判断で首つりに変えた。
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私たちに相談はなかった」と話している。
この芝居は劇場内の違う場所でさまざまな場面が展開するという実験的な作品で、
シューマッハーさんは中庭で演技をしていた。
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