2014年05月19日
一家に一台!
http://www.Facebook.com/maxstore777/
世界各国で幅広い世代に人気のキャラクター「ハローキティ」のイラストをあしらった住宅用消火器が話題になっている。既存の消火器のイメージを一新し、インテリアとしても楽しめ、「家に置いてもいいと思う消火器に初めて出合えた」と女性にも好評だ。業務用と違い住宅用消火器は設置義務がなく、あまり普及していないが、販売元の大手消防設備機器メーカー「初田製作所」(大阪府枚方市)は「新築祝いの贈り物にいかが」とPRし、キティちゃん効果で浸透を目指している。(井上亨)
https://fanblogs.jp/qoo0805/
◆魅せる消火器
消防法は業務用の消火器の設置を義務付けているが、一般住宅用は住宅用火災警報器の設置義務はあるものの消火器は置かなくてもよく、広く普及していないのが実情だ。そこで同社はもっと多くの家庭に浸透させようと、「魅せる防災」をコンセプトに家庭用新商品の開発に乗り出した。
商品開発に携わった同社開発営業部(東京都品川区)の松田佳子さんは「消火器といえば隅に追いやったり、隙間に入れがちだった」といい、世界各国で幅広い世代に人気のあるハローキティに着目、構想を練ってきた。
◆業務用は25%以上が赤
業務用は外面の25%以上が赤色でなければいけないが、住宅用は色の制限はなく、インテリアとして楽しめるよう、レッド、ホワイト、ブラックの3色4タイプを製作。サイズも同社が取り扱う一般的な消火器が高さ47センチ、重さ約5キロなのに対し、キティ消火器は高さ38センチ、重さ約2・7キロ。女性や高齢者も持ち上げやすいコンパクトな大きさに仕上げた。
薬剤は一般的に広く普及している粉末消火薬剤ではなく、天ぷら油火災などに効果を発揮し、視界を遮ることなく火元が狙え、消火後の拭き取りも比較的楽な液体タイプの「強化液消火薬剤」を使用している。
継ぎ目がないシームレスボトル製で高い圧力に耐えられ、さびなどのリスクが低減できるのも特長だ。
◆新築祝いの贈り物に
「キティちゃんとのコラボで大変身したレッド。ホワイトはシンプルなデザインでどんな部屋でもなじみ、ブラックは高級感があり、男性にお勧めです」と松田さん。
今のところレッド、ホワイトの2色3タイプのみの販売で、ブラックは今年中に販売の予定。本体価格8千円(税別)のほか、リサイクルシール代(500円)が必要。
ホームページやパンフレットでキティちゃん消火器を見たという消費者からは「今までは家庭用の消火器を考えていなかったが、ぐっと身近なものに感じられた」「毎日のように見る消火器もこんなに魅力的になるのですね。ハローキティのかわいい消火器なら台所の流しの側に置いてもいい感じですね」との意見が届き、反響はいい。
また、「キティの消火器なら贈答品としてもいいと思った。新築祝いに贈っても絶対喜ばれるし、新築祝いといえば消火器という日がくるといいですね」といった声も寄せられている。
初回製造はブラックを除く3タイプ各1千本の計3千本。2月14日から全国各地の代理店などを通して販売し、2カ月で約7割を出荷した。4月からは量産化し、一般家庭への浸透に力を入れている。
◆消火器製造の老舗
創業約110年の初田製作所。その原点を探ると、京都商工会議所の初代会頭を務め、その後、日本初の市街電車を走らせた「京都電気鉄道」を設立した高木文平(1843〜1910年)に行き着く。
「京都の寺や神社を火災から守りたい」と、高木はドイツから持ち帰った消火器をもとに二重瓶消火器を考案。同郷(京都府北桑田郡)で初代社長となる初田利兵衛に特許権や営業権などを譲り、明治35年に設立したのが初田製作所の前身「二重瓶消火器株式会社」だった。
現在、業界2位にまでなった同社は業務用(工場、企業、病院など)と住宅用に加え、鉄道や車に搭載する消火器など計約150器種を製造・販売する。
◆ゆうパックで回収
また同社は、一般家庭への消火器の普及を図る一方で、老朽化した消火器による事故防止などを目的に「ゆうパック」による消火器の回収にも力を入れている。
家庭などで不用になった消火器があれば、同社のエコリサイクルセンターに申し込めば専用の箱が自宅に届けられ、ゆうパックで収集してくれる。
松田さんは「古くなった消火器の廃棄に困っていられる方は、ぜひエコリサイクルセンターを活用してほしい」としたうえで、「キティちゃん消火器の販売をきっかけに初期消火や住宅防火、老朽化した消火器について関心が高まれば」と話している。
◆出火は21分に1件
平成25年度の消防白書によると、24年中の出火件数は1日当たり121件。このうち建物火災は70件で21分に1件の割合で発生し、一般住宅や共同住宅など住宅火災が半数以上を占める。
また、24年中の建物火災による死者は1324人で、このうち放火自殺者や放火自殺の巻き添えなどになった人を除く住宅火災の死者は1016人。65歳以上の高齢者は677人と住宅火災による死者の66・6%を占める。
初期消火の方法では最も多かったのが消火器の20%で、初期消火なしは37・5%だった。
http://www.max-store777.com
世界各国で幅広い世代に人気のキャラクター「ハローキティ」のイラストをあしらった住宅用消火器が話題になっている。既存の消火器のイメージを一新し、インテリアとしても楽しめ、「家に置いてもいいと思う消火器に初めて出合えた」と女性にも好評だ。業務用と違い住宅用消火器は設置義務がなく、あまり普及していないが、販売元の大手消防設備機器メーカー「初田製作所」(大阪府枚方市)は「新築祝いの贈り物にいかが」とPRし、キティちゃん効果で浸透を目指している。(井上亨)
★人気がありすぎて手に入りにくいキティーちゃんの消化器。これなら飾りとしても置いておけますね!備えあれば憂いなしですよ。★ | HELLO KITTY ハローキティ 住宅用消火器 |
https://fanblogs.jp/qoo0805/
◆魅せる消火器
消防法は業務用の消火器の設置を義務付けているが、一般住宅用は住宅用火災警報器の設置義務はあるものの消火器は置かなくてもよく、広く普及していないのが実情だ。そこで同社はもっと多くの家庭に浸透させようと、「魅せる防災」をコンセプトに家庭用新商品の開発に乗り出した。
商品開発に携わった同社開発営業部(東京都品川区)の松田佳子さんは「消火器といえば隅に追いやったり、隙間に入れがちだった」といい、世界各国で幅広い世代に人気のあるハローキティに着目、構想を練ってきた。
◆業務用は25%以上が赤
業務用は外面の25%以上が赤色でなければいけないが、住宅用は色の制限はなく、インテリアとして楽しめるよう、レッド、ホワイト、ブラックの3色4タイプを製作。サイズも同社が取り扱う一般的な消火器が高さ47センチ、重さ約5キロなのに対し、キティ消火器は高さ38センチ、重さ約2・7キロ。女性や高齢者も持ち上げやすいコンパクトな大きさに仕上げた。
薬剤は一般的に広く普及している粉末消火薬剤ではなく、天ぷら油火災などに効果を発揮し、視界を遮ることなく火元が狙え、消火後の拭き取りも比較的楽な液体タイプの「強化液消火薬剤」を使用している。
継ぎ目がないシームレスボトル製で高い圧力に耐えられ、さびなどのリスクが低減できるのも特長だ。
◆新築祝いの贈り物に
「キティちゃんとのコラボで大変身したレッド。ホワイトはシンプルなデザインでどんな部屋でもなじみ、ブラックは高級感があり、男性にお勧めです」と松田さん。
今のところレッド、ホワイトの2色3タイプのみの販売で、ブラックは今年中に販売の予定。本体価格8千円(税別)のほか、リサイクルシール代(500円)が必要。
ホームページやパンフレットでキティちゃん消火器を見たという消費者からは「今までは家庭用の消火器を考えていなかったが、ぐっと身近なものに感じられた」「毎日のように見る消火器もこんなに魅力的になるのですね。ハローキティのかわいい消火器なら台所の流しの側に置いてもいい感じですね」との意見が届き、反響はいい。
また、「キティの消火器なら贈答品としてもいいと思った。新築祝いに贈っても絶対喜ばれるし、新築祝いといえば消火器という日がくるといいですね」といった声も寄せられている。
初回製造はブラックを除く3タイプ各1千本の計3千本。2月14日から全国各地の代理店などを通して販売し、2カ月で約7割を出荷した。4月からは量産化し、一般家庭への浸透に力を入れている。
◆消火器製造の老舗
創業約110年の初田製作所。その原点を探ると、京都商工会議所の初代会頭を務め、その後、日本初の市街電車を走らせた「京都電気鉄道」を設立した高木文平(1843〜1910年)に行き着く。
「京都の寺や神社を火災から守りたい」と、高木はドイツから持ち帰った消火器をもとに二重瓶消火器を考案。同郷(京都府北桑田郡)で初代社長となる初田利兵衛に特許権や営業権などを譲り、明治35年に設立したのが初田製作所の前身「二重瓶消火器株式会社」だった。
現在、業界2位にまでなった同社は業務用(工場、企業、病院など)と住宅用に加え、鉄道や車に搭載する消火器など計約150器種を製造・販売する。
◆ゆうパックで回収
また同社は、一般家庭への消火器の普及を図る一方で、老朽化した消火器による事故防止などを目的に「ゆうパック」による消火器の回収にも力を入れている。
家庭などで不用になった消火器があれば、同社のエコリサイクルセンターに申し込めば専用の箱が自宅に届けられ、ゆうパックで収集してくれる。
松田さんは「古くなった消火器の廃棄に困っていられる方は、ぜひエコリサイクルセンターを活用してほしい」としたうえで、「キティちゃん消火器の販売をきっかけに初期消火や住宅防火、老朽化した消火器について関心が高まれば」と話している。
◆出火は21分に1件
平成25年度の消防白書によると、24年中の出火件数は1日当たり121件。このうち建物火災は70件で21分に1件の割合で発生し、一般住宅や共同住宅など住宅火災が半数以上を占める。
また、24年中の建物火災による死者は1324人で、このうち放火自殺者や放火自殺の巻き添えなどになった人を除く住宅火災の死者は1016人。65歳以上の高齢者は677人と住宅火災による死者の66・6%を占める。
初期消火の方法では最も多かったのが消火器の20%で、初期消火なしは37・5%だった。
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