ITパスポート 過去問 解説

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問題

問23　ソフトウェアライフサイクルを，企画，要件定義，開発，運用のプロセスに区分したとき，要件定義プロセスで明確にする項目はどれか。

ア　システムを開発する目的

イ　ソフトウェア構成品目ごとの機能と能力

ウ　データベースの構造

エ　利害関係者のニーズと要望事項

解説

共通フレーム2007によると、ソフトウェアライフサイクルには、企画、要件定義、開発、運用、保守などのプロセスがあり、各プロセスで行うのは以下のようなことである。
■企画プロセス
経営目標を達成するためのシステムの立案、システム化計画の立案をするプロセス。
また、対象業務を分析し、各システムの開発順序、概算コスト、投資効果などシステム化の全体像を明らかにする。

■要件定義プロセス
システムの仕様を明確にし、利害関係者の間で合意をするプロセス。

■開発プロセス
実際にシステムを開発するプロセス。
システム要件定義、方式設計。ソフトウェアの要件定義、方式設計、詳細設計、ソフトウェアの作成、テストなど、実際の開発

■運用プロセス
作成されたシステムを日々運用していくプロセス

■保守プロセス
作成されたシステムに障害が発生した場合、それに対処したり、性能の向上などのために、修正をしたりするプロセス。

これらのことから
ア　企画プロセスで明確にする項目
イ　開発プロセスで明確にする項目
ウ　開発プロセスで明確にする項目
エ　正解。

答

エ
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