2019年07月15日
ITパスポート過去問 30年春 問77
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問77 4台のHDDを使い,障害に備えるために,1台分の容量をパリティ情報の記録に使用するRAID5を構成する。1台のHDDの容量が500Gバイトのとき,実効データ容量はおよそ何バイトか。
ア 500G イ 1T ウ 1.5T エ 2T
RAIDとは複数の、ハードディスクを組み合わせ、あたかも1台のディスクのように使うことで書き込み速度と信頼性を確保する技術。
書き込み速度を上げるため、複数の装置に均等にデータを振り分け、並行して書き込むことにより速度を上げる。
信頼性の確保には、データを2重に書き込む方法、パリティ情報を書き込み、どれか1台が壊れたとしても、復元できるようにする方法などがある。
どのような方法を使うかは、RAIDのレベル(RAID0,RAID1・・・)によって変わる。
■RAID0
データを複数に分割し、複数の装置に同時に書き込むこと(ストライピング)で速度を上げる方法。
どれか1台が壊れればシステムは停止。
■RAID1
複数のディスクに並行して同じ処理を行い(ミラーリング)、1台が壊れても復元ができるようにする方法
■RAID5
RAID0と同様複数の装置に同時に書き込み、それに加えてパリティデータと呼ばれる冗長なデータを作成し、同時に分散して記録する。
この問題では4台のハードディスクを使ってRAID5を構成する。
そのため、A1,A2,A3,AP,B1,B2,B3,BPというように、データをパリティも含めて4個に分割し、パリティデータだけが1つのディスクに固まらないように書き込む。
このため、4分の1は冗長データとなる。
ということは、実行容量は500G×3=1.5Tとなる。
ウ
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問題
問77 4台のHDDを使い,障害に備えるために,1台分の容量をパリティ情報の記録に使用するRAID5を構成する。1台のHDDの容量が500Gバイトのとき,実効データ容量はおよそ何バイトか。
ア 500G イ 1T ウ 1.5T エ 2T
解説
RAIDとは複数の、ハードディスクを組み合わせ、あたかも1台のディスクのように使うことで書き込み速度と信頼性を確保する技術。
書き込み速度を上げるため、複数の装置に均等にデータを振り分け、並行して書き込むことにより速度を上げる。
信頼性の確保には、データを2重に書き込む方法、パリティ情報を書き込み、どれか1台が壊れたとしても、復元できるようにする方法などがある。
どのような方法を使うかは、RAIDのレベル(RAID0,RAID1・・・)によって変わる。
■RAID0
データを複数に分割し、複数の装置に同時に書き込むこと(ストライピング)で速度を上げる方法。
どれか1台が壊れればシステムは停止。
■RAID1
複数のディスクに並行して同じ処理を行い(ミラーリング)、1台が壊れても復元ができるようにする方法
■RAID5
RAID0と同様複数の装置に同時に書き込み、それに加えてパリティデータと呼ばれる冗長なデータを作成し、同時に分散して記録する。
この問題では4台のハードディスクを使ってRAID5を構成する。
そのため、A1,A2,A3,AP,B1,B2,B3,BPというように、データをパリティも含めて4個に分割し、パリティデータだけが1つのディスクに固まらないように書き込む。
このため、4分の1は冗長データとなる。
ということは、実行容量は500G×3=1.5Tとなる。
答
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