ITパスポート 過去問 解説

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問題

問1　製品と市場が，それぞれ既存のものか新規のものかで，事業戦略を"市場浸透"，"新製品開発"，"市場開拓"，"多角化"の四つに分類するとき，"市場浸透"の事例に該当するものはどれか。

ア　飲料メーカが，保有技術を生かして新種の花を開発する。
イ　カジュアル衣料品メーカが，ビジネススーツを販売する。
ウ　食品メーカが，販売エリアを地元中心から全国に拡大する。
エ　日用品メーカが，店頭販売員を増員して基幹商品の販売を拡大する。

解説

縦軸に市場、横軸に製品を考えてみると、下のような表となる。

■A　市場浸透
現在持っている既存の製品で現在(既存)の市場を攻める戦略
エは、既存商品を既存市場で売ろうとしているので市場浸透に当たる

■B　新製品開発
新規の製品で既存の市場を攻める戦略
イは、ビジネススーツという新規の製品を、特に新しい市場とは言っていないので既存の市場に販売することになり、新製品開発に当たる

■C　新市場開発
現在の製品を新たな市場に投入する戦略
ウは、既存の製品を全国という新しい市場に投入することになるので、新市場開発に当たる

D　多角化
新しい市場に新しい製品を投入する戦略
アは、新種の種という新しい製品を飲料メーカとしては、全く別の市場に投入することになるので多角化に当たる

	既存製品	新規製品
既存市場	A市場浸透	B新製品開発
新規市場	C新市場開発	D多角化

答

エ
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