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ITパスポート過去問 28年春 問35

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問題


問35 ITガバナンスの実現を目的とした活動の事例として,最も適切なものはどれか。

ア ある特定の操作を社内システムで行うと,無応答になる不具合を見つけたので,担当者ではないが自らの判断でシステムの修正を行った。

イ 業務効率向上の経営戦略に基づき社内システムをどこでも利用できるようにするために,タブレット端末を活用するIT戦略を立てて導入支援体制を確立した。

ウ 社内システムが稼働しているサーバ,PC,ディスプレイなどを,地震で机やラックから転落しないように耐震テープで固定した。

エ 社内システムの保守担当者が,自己のキャリアパス実現のためにプロジェクトマネジメント能力を高める必要があると考え,自己啓発を行った。



解説


ITガバナンスとは、企業が競争優位性の構築を目的としてIT戦略の策定及び実行をコントロールし、あるべき方向へと導く組織能力。

イでは、組織が、経営戦略に基づいて、IT戦略を立て、実行に移そうとしているので、ITガバナンスの事例と言える。




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