ITパスポート過去問解説

ITパスポート過去問 27年秋問59

問題

問59　バイオメトリクス認証に関する記述として，適切なものはどれか。

ア　認証用データとの照合誤差の許容値を大きくすると，本人を拒否してしまう可能性と他人を受け入れてしまう可能性はともに小さくなる。

イ　認証用のIDやパスワードを記憶したり，鍵やカード類を携帯したりする必要がない。

ウ　パスワードやトークンなど，他の認証方法と組み合わせて使うことはできない。

エ　網膜や手指の静脈パターンは経年変化が激しいので，認証に使用できる有効期間が短い。

解説

バイオメトリクス認証とは、指紋や虹彩、声紋など身体的特徴によって本人確認を行う認証方法。
パスワードなどに比べなりすましがされにくい認証方法。

ア　許容値を大きくすると、本人を拒否してしまう可能性は小さくなるが、他人を受け入れてしまう可能性は大きくなる。

イ　正解。身体的特徴により確認できるので、IDやパスワードを記憶したり，鍵やカード類を携帯したりする必要がない。

ウ　他の方法と組み合わせて使い、より正確に認証を行うこともできるし、バイオメトリクス認証が使えない時の予備としても使える。

エ　網膜や手指の静脈パターンは経年変化が少ないと言われている。