2019年04月23日
ヘキサギア バルクアーム・グランツ 1/24 プラモデル[コトブキヤ]
ヘキサギア バルクアーム・グランツ 1/24 プラモデル[コトブキヤ]《08月予約》
計:毛利重夫
【機体解説】
機体登録名称「バルクアーム・グランツ」
世代区分を「2.5世代」とされる本機は、バルクアームシリーズのデベロッパーであるMSGではなくサードパーティーであるマクスウェルギアーズが独自に開発したものである。
兵器としての在り方を考慮せず、第二世代が指標とした「人型重機の限界を追及する」ことをコンセプトに設計者の理想とする姿を投影した本機は、野心的技術を多数導入しつつ予備機を含む少数が製造され、一部は実戦にも投入された。
設計上の特徴として、防御力を代償に軽量化を行い、加えて機動力向上のための「アシストホイール」を仕様に盛り込んだことで二足歩行型でありながら高い機動性と運動性を実現した点が挙げられるが、これは結果として“機動性は歩行ではなく装輪等別の手段によって確保する”という機体構築における一つの結論に至ったとも言え、ある意味で第二世代の終焉を後押ししたとも言われる。しかし、この機体で初めて採用された「システムコンバート」は第三世代「ゾアテックスヘキサギア」でも多くの機体に標準搭載される機能となり、ヘキサギア開発史に残した成果は大きい。
また、新技術として「BMIグラムサイト」が開発中であったブレインマシンインターフェース、通称「BMI」を試験導入しており、いくつかの課題は残すものの高精度な作業肢(マニピュレーター)制御を実現し、様々な外部機器を接続規格を問わず自在に扱うなど、より人間に近い動作を獲得している。標準仕様での武装はライフル、内蔵式の小型レーザーカッターのみと決して高火力とは言えないが、本来ヘキサギアは単独で完結するものではない。ヒトと同じく幅広い外部機器によってその特性を大きく変えるのである。
余談だが、設計者は自らを古典コミックマニアであると明言しており、その趣味を多分に反映した外観デザインとなっているため試験運用にあたった部隊からは「過分に趣味的なデザインで戦闘には不適である」というレポートも提出されている。
しかしながら、原始的な刀剣類をはじめガバナー同様に銃器を扱い、戦場を高速で駆ける「鋼鉄の巨人」は人々の記憶に強く残り、人型重機を熱望する投資家やガバナーを多数生み出している。その結果は世界中に残されたレプリカやイミテーション、アレンジモデルの数が物語っている。
■「ヒューマノイドモード」から「ビークルモード」へのシステムコンバートが可能。
※シールド、ライフル、アシストホイール位置固定パーツは差し替えとなります。
■シリーズ初の完全密閉型コックピットを搭載。実際に別売りのガバナーを搭乗させることが可能です。
■付属の手首パーツはM.S.G ハンドユニット ワイルドハンドと同じデザインながら一部パーツ形状を新規設計し、より安定したウェポンの保持を可能にしました。
■アシストホイールのタイヤ部分はPVC成型となりリアル感を追及、フレーム部に伸縮機能を備えておりポージングに合わせて接地面までの距離を調整することができます。
■ライフルのマガジンは取り外しが可能、マガジン側には弾薬のディテールが施されています。
■全身のヘキサグラムシステムにより、発売中のヘキサギアと自由に組み合わせて様々なシルエットのメカを構築することが可能です。
■機体脛部分に格納されたリトラクタブル・ヘッドライトはビークル時に展開することができます。
■機体後部のテールライトはクリア―オレンジとクリアーレッドで色分けされています。
【搭載武器】
■ライフル
■シールド
■アシストホイール
■超硬度マニピュレーター
■内蔵式小型レーザーカッター
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