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2013年05月29日

文學ト云フ事『三四郎』

『三四郎』(さんしろう)は、夏目漱石の長編小説である。1908年(明治41年)、「朝日新聞」に9月1日から12月29日にかけて連載。翌年5月に春陽堂から刊行された。『それから』『門』へと続く前期三部作の一つ。

福岡県京都郡真崎村(架空の村、豊津町近郊の農村)で生まれ育ち、熊本の高等学校(第五高等学校)を卒業し、大学(東京帝国大学)に入学するために上京した小川三四郎。だが東京は、自分の常識とは全く違った世界であった。さまざまな人と出会い、三四郎は自分は三つの世界に囲まれていることを整理する。一つ目は、母のいる故郷九州の田舎。二つ目は、野々宮や広田先生のいる学問の世界。三つ目は、華美溢れる世界であった(第4章)。

三四郎は、美禰子のいる三つ目の世界に心をひかれた。三四郎は美禰子に恋慕するが、美禰子は曖昧な態度を続けるのみであった。そして美禰子は「迷える子」または「迷羊」(いずれも振り仮名は「ストレイシープ」)という言葉を三四郎に幾度となく投げかけ、ついには兄の友人と結婚してしまう。

文學ト云フ事『三四郎』は1994年4月19日にフジテレビ系列で放送されたSPドラマ。

出演:大沢健、井出薫、北島道太
文學ノ予告人:柄本明

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posted by プリシラ at 23:30| ドラマ
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