ペットや人の暮らしにまつわるうんちく雑学エピソード

ネコちゃんは本来、小鳥やネズミといった小さな動物を捕食します。


実は体の割には大食いで、野生のネコは1日に、ハツカネズミくらいなら

十二匹ぐらい食べるそうです。


一匹ずつハンティングをして、一匹食べてはまた一匹ハンティングをする・・・。

つまり、ネコの胃腸は一度に大量に食べるという構造にはなっていないんです。

（同じネコ科でも、ライオンは例外です。）


ちょっと食べては少し間をおいて、またちょっと食べる・・・・・。


気まぐれそのもののネコちゃんの食事・・・・・。

いわゆるネコ食いは、この胃腸の構造からくる性質によるものです。


ネコの胃腸を考えると、

一日四〜五回に分け、少量ずつ与えるのが上手な与え方。


一度に大量に与えても食べ残す事が多く、しばらく放置されたエサはおしそう

な匂いが消えて、食欲をそそるものではなくなってしまいます。


その結果、エサをたっぷり与えているつもりでも、ネコは食べずにお腹を

すかしている事が多いものです。


実際、「空腹感→欲求不満→性格の悪いネコ」となってしまうことも

少なくないようです。


面倒なようでも、一日に何回か、缶詰ならば開けたての、おいしそうな

匂いのするエサを与えるのが、上手な与え方といえます。