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2018年01月23日
Jo Malone, English Pear & Freesia
ジョー・マローンのイングリッシュペアー&フリージア。2010年発売の女性用香水です。
イングランドの風景やジョン・キーツの詩にインスパイアされた香水で、香調はフルーティ・フローラル。
- トップ: メロン、洋ナシなど
- ミドル: フリージア、ローズなど
- ラスト: ムスク、パチョリ、アンバー、ルバーブなど
調香は、ジョー・マローンの多くの香水、クリスチャン・ディオールのミスディオール・シェリー、ジミー・チュウのフラッシュ、ナルシソ・ロドリゲスなどを手がけるクリスティーヌ・ナーゲル。春から秋にかけてのデイタイムにマッチしそうです。
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ジョー・マローン、イングリッシュペアー&フリージア
2018年01月21日
La Perla, J'aime Elixir
ラ・ペルラのジェイム・エリクシール。2015年発売の女性用香水です。
オリジナルは2007年に発売されて大ヒットした「ジェイム」で、今回はそのジェイム・コレクションの中の一作です。気品のある大人なフローラル・オリエンタルの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、マンダリン、ブラックペッパーなど
- ミドル: ローズ、ヘリオトロープ、オリスルートなど
- ラスト: キャラメル、モス、ムスクなど
プロデュースは、アトキンソンズやダーク・ビッケンバーグ、フェラーリなどの香水ラインもかかえているPerfume Holdingです。おもむきのあるクラシックなオリエンタル・フローラルのテイストですが、ラストのキャラメル・スウィートがモダンでナイスなアクセントをつけていて、クラシカル・モダンによくまとめられている印象です。どちらかというと秋冬向きかもしれませんが、ナイト・シーンであれば春夏でもいい雰囲気を出せそうです。
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ラ・ペルラ、ジェイム・エリクシール
2018年01月19日
Serge Lutens, À la Nuit
セルジュ・ルタンスのアラニュイ。2001年発売の女性用香水です。
ルタンス香水ラインを代表する一作でもあり、屈指のヒット作でもあります。特に日本で人気が高いものです。とてもマイルドなフローラル・オリエンタルの香調をベースがベース。
構成はピラミッド型ではなくフラットで、エジプシャン・ジャスミン、モロッコ・ジャスミン、インディアン・ジャスミンの三種類のハイ・クオリティーなジャスミン香、グリーン・アコード、クローブ、ホワイト・ハニー、ベンゾイン、ムスクなどが香ります。
調香はルタンス香水の全作品のブレンドを任されているクリストファー・シェルドレイク。基本的にはジャスミン&ハニーのリッチでとろけるようなスウィートがメインで、そこにベンゾインのウッディー・トーンが絶妙な大人の味わいをプラスさせています。濃厚で奥深い甘さが特徴なので、ナイト・シーンのためのアイテムと言っていいのではないでしょうか。フロリエンタルとしては非常にオーソドックスな香りなので、使い勝手も良いと思います。
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セルジュ・ルタンス、アラニュイ
2018年01月18日
Agent Provocateur, L'Agent
エージェント・プロヴォケーターのラジェント。2011年発売の女性用香水です。
香調はオリエンタル・フローラルがベース。
- トップ: ピンクペッパー、ダバナオイル、ローズウッド、イランイラン、アンジェリカなど
- ミドル: ゼラニウム、チュベローズ、メイローズ、サンバックジャスミン、キンモクセイなど
- ラスト: パチョリ、サンダルウッド、アンバー、トンカビーンズ、ラブダナム、ミルラ、ブラックインセンス、ムスクなど
調香は、エージェント・プロヴォケーターやペンハリガンの香水を多く手がけるクリスチャン・プロベンザーノです。秋冬のイブニング以降に似合う香りです。
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エージェント・プロヴォケーター、ラジェント
2018年01月17日
Armand Basi, In Me
アルマンド・バジのインミー。2016年発売の女性用香水です。
自分の内面を見すえるというようなコンセプトの作品で、香りはフレッシュなシプレー・フローラルの香調がベース。
- トップ: ピンク・グレープフルーツ、ピンクペッパー、ジンジャー、ラズベリーなど
- ミドル: オレンジ・ブロッサム、サンバック・ジャスミン、インディアン・ジャスミン、ローズ、マグノリアなど
- ラスト: アイリス、パチョリ、サンダルウッド、カシミア・ウッドなど
調香は、ブルガリの「プチ・ママン」やドルチェ＆ガッバーナの「D&G・フェミニン」、資生堂の「ゼン」など数々の作品を手がけているナサリー・ローソン。プロデュースは、アンヘル・シュレッセールやマンダリナ・ダックなどの香水ラインでもおなじみのIdesa Parfumsです。典型的なシプレー・フローラルですが、ミドルのフローラルの香りが強調されるイメージで、香りようによってはシトラス・フローラルにも感じられるかもしれません。やさしくて品のあるトーンなので、いろいろなシーンで重宝すると思います。それなりにロング・ラスティングなところもグッド・ポイントです。
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アルマンド・バジ、インミー
2018年01月16日
Louis Vuitton, Contre Moi
ルイヴィトンのコントロモワ。2016年発売の女性用香水です。
2016年に一斉に発売されたルイヴィトンコレクションの一作です。香調はバニリック・フローラルがベース。
- トップ: ベルガモット、レモン、ハーバルノートなど
- ミドル: マグノリア、オレンジブロッサム、洋ナシ、ローズなど
- ラスト: アンブレットシード、カカオ、バニラなど
調香はブルガリ、ジャン・ポール・ゴルチェ、イヴ・サンローランなどの香水を多く手がけるジャック・キャバリエ。夏以外のオールタイムで使えそうです。
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ルイヴィトン、コントロモワ
2018年01月14日
Alyssa Ashley, Ambre Gris
アリサ・アシュレイのアンバーグリス。2012年発売の女性用香水です。
アンバーグリスをモチーフにしたこの作品は、奥深くてリッチなフローラル・オリエンタルの香調がベース。
- トップ: レモン、カラブリアン・ベルガモット、ピンクペッパーなど
- ミドル: ブルガリアン・ローズ、インディアン・ジャスミンなど
- ラスト: サンダルウッド、マダガスカル・バニラ、アンバー、ラブダナムなど
調香は、アッカカッパの諸作品や、ウビガンの「コロン・インテンス」、オニリコの諸作品などで知られる、新進気鋭のルカ・マッフェイ。かなり濃いめのアンバリー・ウッディーの香りが印象深く、秋冬でもイブニング以降が似合うと思います。
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アリサ・アシュレイ、アンバーグリス
2018年01月13日
Robert Piguet, Mademoiselle Piguet
ロベール・ピゲのマドモアゼル・ピゲ。2012年発売の女性用香水です。
ユニセックス・シリーズとしてラインナップされたヌーヴェル・コレクションの中の一作で、今回の作品だけが唯一のレディス香水です。「マドモワゼル」ということで、現代の淑女をイメージしたこの作品は、クラシカル・モダンな感性が行き届いた、アロマティック・フローラルの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、アーモンド、アプリコットなど
- ミドル: オレンジ・ブロッサムなど
- ラスト: トンカビーンズなど
調香は、「カリプソ」、「フチュール」、「ガーデニア」など、このロベール・ピゲ香水を数多く手がけている、巨匠のオーレリアン・ギシャールです。ホワイト・フローラルが主体の壮麗なトーンで、たおやかな甘さが魅力的ですが、クラシックになりすぎないブレンドなので、使い勝手がとてもいいと思います。やや濃いめの香りで、秋冬のシーズンにマッチするかもしれません。クラッシーなウェアに合わせると、よりいっそうマッチするでしょう。
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ロベール・ピゲ、マドモアゼル・ピゲ
2018年01月12日
Creed, Spring Flower
クリードのスプリングフラワー。1996年発売の女性用香水です。
現在、クリードのレディス香水といえば、本作が一番知名度があるのではないでしょうか。オードリー・ヘップバーンをイメージしてクリエイトされた本作は、春の花というネーミングからも想像できる通り、ソフトなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: ピーチ、アプリコット、メロン、アップル、グリーン・ノートなど
- ミドル: ジャスミン、ローズなど
- ラスト: ムスクなど
フルーティー・フローラルは好きだけど、ポップすぎるのがどうも、という方は、ぜひお試しください。高級香水だけあって、工場で徹底的に管理されているというマテリアルの質はその辺のものとは違います。オールシーズンのデイタイムに似合うのではと思います。
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クリード、スプリングフラワー
2018年01月10日
John Galiano, Parlez-moi d'amour Gold Edition
ジョン・ガリアーノのパルレモアダムール・ゴールドエディション。2012年発売の女性用香水です。
オリジナルは2010年の「パルレ・モア・ダムール(EDT)」で、今回はそのニュー・アレンジ・エディションです。コンセプトは「もっとラグジュアリーに、もっとブリリアントに」。ベリー&ローズが引き立っていたオリジナルとはひと味違うフルーティー・フローラルで、よりオーソドックスな一品です。
- トップ: ラズベリー、ジンジャー、マンダリンなど
- ミドル: サンバック・ジャスミン・アブソリュート、ヘリオトロープ、オレンジ・ブロッサムなど
- ラスト: サイプレス・アブソリュート、アンバー、パチョリなど
プロデュースは、フェラーリ・フレグランスやラ・ペルラ、アイスバーグなどの香水ラインでもおなじみのPerfume Holdingsです。オリジナルのブレンドからローズを抜いて、ラストの甘さを引き締めたような印象で、基本的にはシトラス&ホワイト・フローラルのトーン。香りようによってはソーピーなたたずまいもかもし出してくれそうです。
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