2024年10月15日
「My neighbor Rudolfお隣さんはヒットラー?」 91分 ポーランド? 2024年
ポーランド系ユダヤ人の1934年の物語からジャンプして、1960年のアルゼンチン?を主な舞台にした話。ナチスから逃れたユダヤ系老人。家族は虐殺され、一人ひっそりと暮らしている。妻が好きだった黒バラを庭に植え、それを育てるのが唯一の楽しみのよう。そんななか、怪しげなドイツ人老人が引っ越してきた。なんと、偶然、その老人がヒトラーの面影にそっくりであることに気づく。ヒットラーはソ連により殺されたと供述が残るだけで、遺体の証拠はあがっていない。老人は隣人をヒットラーと確信し、いろいろと調べ始める。短気、犬好き、廃墟の絵画を描くこと、左利き、チェス好きなど、調べれば調べるほど一致し、ユダヤ系の情報機関にタレコミをするも、相手にされない。独自に調べているうちに、隣人と交流し、向こうはユダヤ系と察知し、こちらも男の真実に気付くのであった。男は実はヒトラーの替え玉。絵の描き方までもコピーし、今はそれをもとにお金を稼いでいる。奇妙な友情の生まれた二人。ユダヤ系情報機関が、ついにこの男をマークし追うことを知り、主人公は彼に情報を知らせ、逃すのであった。ユーモラスでもあり、ヒューマン的な話でもあります。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12743010
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック