おすすめの防災グッズ｜災害時の備え②: 半色-はしたいろ- BLOG

2024年08月18日

おすすめの防災グッズ｜災害時の備え②

　近年、地震や台風、洪水などの自然災害が頻発しており、いつどこで災害が起こるか予測することは困難です。

　そんな中で、私たちができる最も重要なことの一つは、事前の備えです。

　災害が発生した際に慌てずに行動できるように、避難グッズを準備しておくことは、自分や家族の命を守るための大切な手段となります。

　前回に引き続き今回は、掘り下げて災害時に役立つ避難グッズについて、基本的なセットからあると便利な追加グッズまでを詳しく紹介します。

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1）避難グッズの基本セット

　災害時にまず必要となるのは、命をつなぐための基本的な物資です。

　これらのグッズは、少なくとも3日分を準備しておくことが推奨されています。

　以下に、最低限揃えておきたい避難グッズを紹介します。

・飲料水

　生きるために最も重要なもの。

　1人あたり1日3リットルが目安とされており、最低でも3日分、できれば1週間分の飲料水を準備しておきましょう。

　また、ペットボトル入りの水は長期間保存できるため、定期的に購入し、備蓄しておくことをお勧めします。（ローリングストック）

・非常食

　非常食としては、保存期間が長く、調理せずにそのまま食べられる食品を選びます。

　具体的には、缶詰、乾パン、レトルト食品、フリーズドライのご飯などが挙げられます。

　また、食物アレルギーを持つ家族がいる場合は、アレルギー対応の食品を用意しておくと安心です。

　
・医薬品と救急セット

　ケガをした際に備えて、絆創膏、ガーゼ、消毒液などの救急用品を用意しておきましょう。

　また、常備薬がある場合は、その分も余分に準備しておくことが必要です。

　加えて、簡単な応急処置ができるよう、救急セットには使い方の説明書を入れておくと良いでしょう。

・携帯ラジオと予備の電池

　災害時には停電が発生することが多く、テレビやインターネットが使えない可能性があります。

　そのため、最新の災害情報を得るためには、電池式の携帯ラジオが便利です。
　
　予備の電池も忘れずに準備しておきましょう。

・マスクと手袋

　災害時には、ほこりやウイルスのリスクが高まることがあります。

　そのため、マスクと手袋も準備しておくことが推奨されます。

　これにより、感染症の予防や、汚れた物に触れる際の安全確保が可能です。

　基本的な避難グッズは、非常時に生存を確保するために欠かせないものばかりです。
　
　十分に準備し、すぐに持ち出せる場所に保管しておくことが重要です。

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2）あると便利なグッズ

　基本的な避難グッズに加えて、災害時の状況に応じて便利なアイテムを備えておくと、避難生活が格段に快適になります。

　以下は、避難時に役立つグッズです。

・懐中電灯とヘッドランプ

　災害時には停電が発生することが多く、夜間の避難や移動には懐中電灯が不可欠です。

　両手が使えるヘッドランプも用意しておくと便利です。

　LEDタイプのものは長寿命で、電池の消耗が少ないためおすすめです。

・モバイルバッテリー

　スマートフォンは連絡手段としてだけでなく、情報収集やGPS機能としても重要な役割を果たします。

　そのため、電池切れに備えて大容量のモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。

　ソーラーパネル付きのバッテリーも、長期の避難時に重宝します。

　
・簡易トイレ

　災害時には、トイレが使えない状況が発生することがあります。

　その際に役立つのが簡易トイレです。

　使い捨てタイプのものや凝固剤付きのものが市販されており、少量の水で処理できるものもあります。

　ペット用の吸水シーツも汎用性があり便利です。

　また、プライバシーを守るための簡易の仕切りやテントも準備しておくと、より快適に使用できます。

・ポータブル水フィルター

　キレイで安全な水の確保が難しい災害時の状況下では、ポータブル水フィルターが役立ちます。

　これがあると河川や雨水などの不衛生な水源からでも飲料水を確保することができます。

　特に長期の避難が予想される場合には、このアイテムが命を救うこともあるでしょう。

・多機能ナイフ

　ナイフ、缶切り、ドライバーなど、複数のツールが一つにまとまった多機能ナイフは、避難時にさまざまな場面で活躍します。

　物を切ったり、修理をしたりする際に重宝するだけでなく、緊急時の自衛にも役立ちます。

・レインコートと防水バッグ

　雨や湿気から身を守るためのレインコート、そして貴重品や電子機器を水から守るための防水バッグも備えておくと安心です。

　天候の悪い中でも避難生活を送るうえであると便利です。

　これらのグッズを必要に応じて追加で準備することで、非常時の生活をより快適で安全なものにできます。

災害はいつ起こるか分からないため、万が一に備えて、これらのアイテムも揃えておくことをおすすめします。

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3）特別なニーズに応じたグッズ

　避難グッズの準備において、家族によって中身に配慮することは非常に重要です。

　小さなお子さまや高齢者、そしてペットがいる家庭では特別な準備が必要になります。

　そこでニーズに応じたグッズをご紹介します。

・子供用グッズ

　小さなお子さんがいる場合、通常の避難グッズに加えて子供専用の物資を用意しておく必要があります。

　例えば、ミルクやベビーフード、紙おむつ、おしり拭き、子供用の薬などが挙げられます。

　また、過酷な環境下でも安心感を与えるために、普段使っているおもちゃや毛布などを一緒に持って行くと良いでしょう。

　避難時のストレス軽減のためにも、お子さんの心を落ち着かせるアイテムは非常に重要です。

・高齢者用グッズ

　高齢者がいる家庭では介護が必要な場合も考慮して、準備をする必要がでできます。

　具体的には、普段から使用している薬、補聴器、義歯、老眼鏡、杖など。

　加えて、移動が困難な場合に備え、簡易的な車椅子や歩行補助具を用意しておくと安心です。

　また、定期的に医療が必要な場合は、そのための手順やかかりつけの医療機関や薬局、福祉施設などの連絡先もまとめておくとよいでしょう。

・ペット用グッズ

　大切な家族の一員であるペットのための避難グッズについて。

　ペットフードや水、ペット用の薬、リードやハーネス、避難先用のキャリーケース、トイレシートなどが必要です。

　また、避難先でもペットがストレスを感じないように、普段使っている寝床やタオル、お気に入りのおもちゃやおやつを持って行くと良いでしょう。

　さらに、ペットの識別タグや健康手帳、健康保険証、かかりつけの動物病院の連絡先、も用意しておくことが望ましいです。

・アレルギーや持病を持つ人のための準備

　家族の中にアレルギーや持病を持つ人がいる場合、特別な対策が必要です。

　例えば、アレルギー対応の食品、エピペンやその他のアレルギー用緊急薬、吸入器などを準備しておくと安心です。

　特に食物アレルギーの場合は、避難所での食事に不安があるため、できるだけ多くの対応食を持ち込むことが求められます。

　

　これらの特別なニーズに応じたグッズを用意しておくことで、災害時に家族全員が安心して避難できる環境を整えることができます。

　普段から確認し、必要に応じて更新することが大切です。

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4. まとめと行動の呼びかけ

　災害はいつ、どこで発生するか予測が難しいため、普段からの備えが何よりも大切です。

　今回紹介した避難グッズは、命を守るための最低限の準備であり、家族全員の安全を確保するための第一歩です。

　災害時に落ち着いて行動するためには、これらのグッズを定期的に見直し、必要に応じて更新しておくことが重要です。

この記事を読んでいただいた皆さんには、ぜひ今すぐにでも避難グッズの準備を始めていただきたいと思います。

　「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、事前の準備が最終的に自分や大切な人の命を守ることにつながります。

　まずは、基本的な避難グッズを揃え、その後、家族構成や特別なニーズに合わせたアイテムを追加していきましょう。

　災害時に安心して行動できるよう、日頃から備えを万全にしておきましょう