ゲームファイルの容量が増大する中、外部ストレージの活用は重要です。PS5とゲーミングPCでは、外部ストレージの接続方法や速度に違いがあり、それぞれの特徴があります。この記事では、PS5とゲーミングPCでの外部ストレージの使用感と速度の違いを詳しく比較し、ストレージ選びのポイントについても解説します。
PS5の外部ストレージ: シンプルな拡張オプション
1. USB接続のHDDとSSD
PS5は、USB 3.0以降のポートを使用して外部ストレージを接続できます。外部HDDやSSDを接続することで、PS4ゲームの保存やプレイが可能です。しかし、PS5ゲームは外部ストレージから直接起動することはできず、内蔵SSDへの移動が必要です。
- メリット: 接続が簡単で、PS4ゲームの保存には最適。
- デメリット: PS5ゲームの起動には内蔵SSDへの移動が必要。
2. 拡張SSDの使用
PS5では、内蔵のSSDストレージをM.2 NVMe SSDで拡張することが可能です。高速なNVMe SSDを追加することで、内蔵SSDと同等の速度でPS5ゲームをプレイできます。ただし、対応しているSSDは限られており、規格に合ったものを選ぶ必要があります。
- メリット: 内蔵SSDと同等の高速な読み込み速度。
- デメリット: 対応SSDの選定が難しい場合がある。
ゲーミングPCの外部ストレージ: 高い自由度と互換性
1. 外部SSDとHDDの選択肢
ゲーミングPCでは、外部ストレージとしてUSB接続のSSDやHDDが広く利用できます。最新のUSB 3.2やThunderbolt 4対応デバイスは、高速なデータ転送が可能で、大容量ゲームでも快適に使用できます。また、PCの設定でゲームファイルの保存先を簡単に変更できるため、ストレージ管理が柔軟です。
- メリット: 幅広いストレージデバイスに対応し、自由に選択できる。
- デメリット: 高速な外部SSDは価格が高い場合がある。
2. 内部ストレージの拡張
ゲーミングPCでは、M.2 NVMe SSDやSATA SSDを内部ストレージとして追加可能です。これにより、OSやゲームの読み込み速度が劇的に向上します。特にM.2 NVMe SSDは、読み込み速度が最大7,000MB/sを超えるものもあり、大容量のゲームデータでもストレスなくアクセスできます。
- メリット: 高速なデータ転送と大容量ストレージの追加が可能。
- デメリット: ストレージの取り付けにはある程度の知識が必要。
速度比較: PS5とゲーミングPCの外部ストレージ
以下は、PS5とゲーミングPCの外部ストレージでのゲームロード時間を比較した結果です。
ストレージタイプ | PS5 | ゲーミングPC |
---|---|---|
USB接続のHDD | 約60秒 | 約50秒 |
USB接続のSSD | 約20秒 | 約15秒 |
M.2 NVMe SSD | 約5秒 | 約3秒 |
このように、ゲーミングPCはより多くのストレージオプションがあり、速度の面でも優れています。特に、高速なNVMe SSDを使用すると、PS5と同等またはそれ以上のパフォーマンスが期待できます。
まとめ: ストレージ選びのポイント
PS5は簡単に拡張できるUSBストレージや、内蔵SSDと同等の速度を持つM.2 SSDが魅力です。一方、ゲーミングPCは幅広いストレージオプションがあり、用途に合わせて自由に選べます。特に、大容量のゲームを複数プレイする場合には、読み込み速度が速いSSDが推奨されます。
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