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だまって笑ってそばにいる女

鈴木祥子 / 私小説


恋をすると、相手の望む自分を演じてしまったり、
反対に自分の理想とする自分を演じてしまったり。

そして演じた自分を相手が好きになってくれたということに
気づき、悩み苦しみ深みにはまったり。

束縛が重荷になりながら、嬉しい時もあったり。

恋愛を重ねると、素の自分で付き合える人が
一番いい、と思いながらも
そういう穏やかな恋愛は、刺激に欠けていて物足りなかったり。

我儘なものです。

まあ、恋なんて、理不尽で勘違いに溢れていて
そこがまた、恋愛の醍醐味だったりするんですけどね。

かこ☆ランキング - 2 『もう一度会いたい』のときから、
いえ、多分そのずっと前から、
ミッキーマウスな彼の記憶が、書いてほしいと
ささやき続けていました。

書いてしまうと、何かが壊れてしまうかもしれない、
そう思いながら、根性決めて、書きました。
そのとき、頭の中でずっと流れていたのが、この曲。

鈴木祥子さんの『だまって笑ってそばにいる女』。

自分を演じる恋をしている人に。
相手に自分の理想を重ねる恋愛をしていたあなたに。


◆Youtube(音が出ます)
だまって笑ってそばにいる女/鈴木祥子

〜あたしが愛したのはあなたじゃなくて
 "だまって笑ってそばにいる女″だった〜

◆プチリリ 歌詞

この記事『だまって笑ってそばにいる女』

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