パート派遣主婦のぐーたら子育て生活

審査委員長寄稿　『夏のエッセンス』

イタリア夏のリゾートで真夏の同窓会が行われ、なぜか三世代に訴える夏ソングをBGMにジェノベーゼを食べながら、ぼーっと遠い昔を想い出していました。
イタリアなのにみんな浴衣姿。なぜかというと審査委員長が日本の着物日本の着物ってうるさいから、しかたなく。

でもこれを着こなそうと思ったら、人の手を借りないといけないの。
もちろん今はひとりで着ることだってできるけど、それだって人の手を借りてきたから出来ていること。
着るだけじゃなく、ちゃんと振る舞えないとだめなのよ、今は日本のファーストレディでさえ、着物で大股ですからね。
ああなったら日本人はおしまい、誰にも良さを伝えられないわ…。

よく考えてみると、着付けや踊り以外にもいろんなことを躾けられて、私だってやっと一人前の人間として振舞えるようになっているだけ…。
だから自分も学校で習えないことをしっかり子供に伝えて、一人前の人間として振舞えるようになってもらわないとね…

zzzz…

たった１００円であんなに美しかったひまわり畑のこと、ほんとうはこわいくせになぜかはまって次々見てしまうホラー映画…。
近頃太ったことを気にしてて、自分の中でエスケープ号と名付けた自転車でサイクリングに出かけては滝汗をかきながらプリンにネギとしょうがをぶっかけて食べる彼のこと。
ポケモンTシャツが欲しいからって、ガリガリ君リッチを買い占めして夜中に食べていた彼のこと。
なにからエスケープしたかったんだろうな…、ポケモンTシャツがあたったらほんとに着るのかな…。
そんなことをつらつら考えながら、ふと気がつくと、三歳児でも使える電動かき氷機でかき氷を作っている私、ああ、夏なんだ！

そんな私がいつまでも美しい体型をしているのは、モデル代わりって名目でファインダー越しに愛されているから…。
こう見えてもけっこう大変なんですよ、ゆっくり旅行してる気分じゃないの。


はっ！Σ(°Д°；、


これは夢か…
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