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伝説のスキンケアの馬油で健康肌

馬油は昔から民間治療薬として古い書物なども含めて口伝されてきました。

由来は中国ですが正確に、いつ頃から馬油が中国で民間治療薬として使用されていたかは定かではありません。伝説的に言われてきたことは、髪の毛への効用、シミ・ソバカスの除去、肌荒れ治療、筋肉痙攣の緩和、等々、多くのことが伝えられてきました。

様々な使用経験から、馬油の効果効能について
以下のことが現在も言われているようです。

・人間のスキンケア成分である皮脂に優しい成分
・人間の皮膚に対する相性の良さ（浸透力）
・塗ることによる皮膜による抗酸化・抗菌
・火傷などの炎症を沈め、熱を取り去る
・保温と血行促進
・通常の動物油と異なり馬油には不飽和脂肪酸が多い
・食用できる
上記の伝説を元にして、現在も数々のスキンケア製品を見ることができます。
小ジワやニキビへ使用される方もいらっしゃるようです。

歴史的に使用されてきた「馬の油」、相性もあると思いますが現代の美容と健康に歴史の叡智を尊重して付き合っていきたいですね。


「馬の油」の成分に凄い薬効があった [ 木下繁太朗 ]


馬油の記載があるとされる中国書物の豆知識：
馬油の記述があるとされている「名医別録」は漢の時代の書物（西暦220年以前／以後、名医別録の成立は３〜４世紀）とされています。その後、梁の時代（五世紀末頃：梁は中国の南北朝時代に江南に存在した王朝）の医薬者・陶弘景が「名医別録」の由来の薬物等を加えて「神農本草経集注」の著者となりました。以後、明朝の李時珍の著書「本草綱目」が完成、中国本草学史上もっとも充実した薬学著作になりました。


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