友人、「ごめんね、休みのところ」
私、「良いけど、どうかした?」
友人、「隣のバカが、またドタバタして騒がしいの」
友人の言う隣のバカとは、友人の隣に家に住むバカのこと。
他に表現のしようがないバカなのだ。
私、「近頃は静かになって良かったと言ってたじゃない」
友人、「そう思っていたのだけど、この頃、ドタバタ騒がしくなることが増えているの」
私、「仕方ないわよ、人間に成りきれていないのだから」
人間は猿から進化したと言われているが、中には進化の途中もおり、猿の本能でドタバタしてしまうのだ。
友人、「子供がドタバタしているのに、親は注意をしないの」
するわけない、親子揃って進化の途中なのだから。
友人、「休みでご主人はいるのに、ご主人も注意をしないのよ」
するわけない、家族揃って進化の途中なのだから。
猿の本能が残っているうちは、人里離れたところで暮らしてくれれば良いと思うのだが、人間の生活に憧れているため、何度追い払っても近づいて来る。
下手に追い払うと、群れる習性がある猿は、仲間を呼んでドタバタし、隣人がイラつくのを楽しむ。
そのため、追い払う時はトコトンやる。中途半端なことはダメ。
友人、「隣のバカが通う学校に通報しおうかしら」
近隣トラブルは、直接本人に言うより第三者を介したほうが良いのだが、人間になりきれてないお猿が通うのはお猿の学校のため、通報しても会話が成立しない。
友人、「この頃、肩身が狭いの?」
私、「どうして?」
友人、「隣のバカの肩を持つ人が多いから」
これは当然なこと。
なぜなら、バカには群れる習性があるから。
バカの肩を持つのは、人間のフリをしているだけで、中身は猿。
〇〇公園を見て来てごらん、猿が沢山いるから。
芋を洗ったり、焼いて食べたり、温泉に入る猿がいるけど、この猿の延長線にいるのが、近隣トラブルを起こす人達。
