私、「何?」
A、「ガリクソン」
前から歩いて来たのは、パット見でも分かる病的に痩せている女性。
※昔、ガリクソンという野球選手がおり、Aは昔から痩せている人のことをガリクソンと言う。
私、「知り合い?」
A、「貴方も知ってる人よ」
私、「えー!?」
病的にメッチャ痩せていたため、パット見は気付かなかったが、前から歩いて来たガリクソンは、私も知る女性だった。
私、「彼女、入院してなっかった?」
A、「1ヶ月ほど入院してたらしいわよ」
私、「完治しなかったのかしら」
A、「メンタルがオカシクなっているらしいわよ」
私、「何か知ってるの?」
A、「近隣トラブルを起こしているらしく、近所の人がゴミ出しをするのを家の中で見張っているらしいわよ」
私、「誰に聞いたの?」
A、「ガリクソンがママ友に言ったの、近所の人が怪しいって。それを聞かされた人が、家の中で見張っているほうがヤバイじゃないとなったの」
私も入院中はメンタルがボロボロだったため、被害妄想を抱くガリクソンの気持ちが分からないでもない。
ガリクソンとすれ違い、暫くしてから気になって振り向くと、ガリクソンも振り向いており、私とAが自身の悪口を言ってないかと疑っているようだった。
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