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NGT48の寮全員退去
女性アイドルグループ「ＮＧＴ４８」の山口真帆（２３）が昨年１２月にファンの男性２人から暴行を受けた事件で、本拠地の新潟県外出身のメンバーらが寮として使用していたマンションを引っ越すことが１６日、分かりました。

ＮＧＴ４８の運営会社は県外出身メンバーのために、寮としてマンションを借りていましたが、今回の事件では玄関先までファンが訪れ、一部ではファンの集団が拠点として同じマンション内に部屋を借りているとも報じられました。

関係者によると、事態を重く見た運営側は近く寮を引き払い、別のマンションに変えるそうです。

また新潟県の花角英世知事（６０）はこの日の定例記者会見で「早く事実関係が明らかになり、正常な状態に戻ってほしい」と述べました。

同県では、９月１５日開幕の国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭のスペシャルサポーターにＮＧＴを起用していますが、広報広聴課は「事実関係を見極め、今後の方針を決めたい。事態の推移を見守りたい」としました。

事件を受け、新潟商工会議所も、メンバーが出演する新潟港開港１５０年の記念動画をホームページ上で非公開に。
すでに、新潟市の食品メーカー「一正蒲鉾（いちまさかまぼこ）」が同グループを起用したＣＭ放映を中止するなど、影響が広がっているが、花角知事は「騒動が県のイメージに影響しないよう祈りたい」と話しました。

影響が徐々に出てきている状況です。NGT48の踏ん張りどころです。

事態の推移を見守りたい・・新潟県知事
新潟県を拠点に活動するＮＧＴ４８の山口真帆（２３）が昨年１２月に遭った暴行事件をめぐる騒動について、同県の花角英世知事（６０）が１６日、定例会見で言及。「早く事実関係が明らかになり、正常な状態に戻ってほしい」と願いました。

ＮＧＴは県の広報誌に不定期登場するなど“新潟の顔”として活動しており「事態の推移を見守りたい」と静観の構え。
県内で今秋開催される国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭のスペシャルサポーターも務めるが、降板の可能性には「直ちにどうこうとは考えていない」と説明しました。

県によると、同サポーターは今年度までの契約。来年度は、騒動とは関係なく、どのタレントを起用するか自体決まっていない。ＮＧＴが今年度に出演するイベントも予定されていません。

騒動をめぐっては、新潟市の食品メーカー、一正蒲鉾がＣＭ放映を中止し、新潟商工会議所はメンバーが登場する動画をホームページ上で非公開にするなど、地元にも影響が広がっています。

花角知事は「（ＮＧＴ４８は）県の大切な魅力の一つ。騒動が県のイメージに影響しないよう祈りたい」と話しました。

姉妹グループにも余波が
この日は東京都内で予定されたＮＭＢ４８の番組収録の取材会が、騒動の余波で急きょ中止に。姉妹グループにまで飛び火する形となりました。

また、ＮＧＴ４８劇場の前支配人、今村悦朗氏（５９）が１４日付で東京に異動していたことも判明。事実上の更迭だが、今後もグループの活動を見守るとみられます。


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