さんぽ

数年前、日経平均が８０００円を下回った時、
商売でお付き合いのあるアクの強い社長連中と
話していたときの事を思い出した。

日本の株価が下がりに下がり、
小泉総理の下、肝いりの竹中さんが
政府に入ったときのことだ。

たしか、「りそな銀行」の国有化が
国会で話題になっていた頃だった。

建設株から始まり一株１０円台の会社が
ゴロゴロしていた。

明日をも知れない状況だった。

お茶飲みながらよく話していた。

「駄菓子」じゃねぇ〜んだ。
市場から撤退するのが筋だろ．．．

正に正論と思った。何でも政府に救済を
頼み、自己解決不能の癖に、でかい事ばっかり
言ってやがって．．．

思い出す、今無き、癖のあるオヤジたちを。



当時、親戚が石油・天然ガスプラントの仕事をしていた。
海外勤務が長く、中東・アジアを又に掛け
たまにお会いすると海外での仕事の話に
花が咲いていたものだった。

そんな、事もあり日本でプラント関連の会社の
株価も、注意して見ていた。
額面割れした「千代田プラント」と言う会社
だった。何時潰れるかと言う、疑心暗鬼の為
墜落していたのだ。
当然、皆が思い行動する時は自分もそうだ。

結果から言えば買わずに終わり、中国・香港に
資金は集中していた。

なんとか、かんとか、景気は戻り
４０円台だった株価は４０００円近くまで
高騰した。

この時の、思いはこれからの中国本土・香港にも
当て嵌ると思っている。

経済成長が落ちてきているところより
今後も８％の成長がある国の
日の当たる会社に目を向けるべきとの
思いは変わらない。

その内、思うことだろう．．．
やっぱりあの時が買いだったんだぁ〜