「X(旧ツイッター)で情報収集すると、おねだりの一部を相手側が否定していた。斎藤さんは悪くないと思うようになった」。斎藤氏の演説を聞いた大学生(22)は、こう語った。
問題の始まりは、3月に元西播磨県民局長(7月に死亡)が、斎藤氏のパワハラや贈答品受け取りなどの疑惑を匿名で内部告発したことだった。
県議会86人の全会一致で不信任決議が可決され、斎藤氏は自動失職し、再び立候補する道を選んだ。
斎藤氏の陣営では演説の動画や街頭活動の予定はSNSで積極的に投稿。改革を続けたいという訴えに共感した人たちの支援の輪が広がった。
選挙でSNSや動画の投稿が注目されるケースは、これまでもあった。
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