ブログサービス終了につき引っ越します。　　新体操が好き　惑星オレンジ色の空

さて今回は

技術点　Eを勉強します。

このブログでの取り扱いは、
手本のような美しい演技で、これは減点ないでしょ、
というものをみていく方向性です。



回転中は、その形をキープします。
それができないと、
実施点E　技術減点で、ちょっとのずれでも
減点していきます。

１０点から減点していく方式で、
大体トップ選手で６点台から８点台が多いように思います。
世界大会の選手たちが満点にならない
というとんでもなくレベルが高い減点判定です。

それでは、


いかがでしょう。
水平９０度の美しさ。

回転方向は外側でも内側でもOK。
同じ難度。

大きく角度がずれていると、難度として×。
なのですが、難度点は取れるとしても

技術点で減点が入るルールとのことです。
複雑ですね。



という減点になります。
もちろん、この動画の選手のように美しい場合
減点しようがないでしょう。

あくまで私はそう思います。

さて、もう少し確認しましょう。

この選手は何回も回っていますが、回るごとに
脚の角度が足りなかったら？？

これについては、１つの技について減点は１回のみ。
ちょっとほっとしますね。

逆に言うと、連続回転はD（難度）得点が高くなります。

減点が１回なら、ぎりぎり９０度下がってしまうけど、
複数回転できる選手なら、D難度で取りに行った方がいいよねってことですよね。

９０度回転　D0.3　ルルベの技２回転をするとして




これなら、２回回った方がいい。0.3が、0.4になるんだから。

ただし、全然ぎりぎりにたどり着いていないと、


なので、確実にできる技を入れることが大事なんですね。

これは、新体操競技の大前提
確実に安全にできる技のみ入れるべし、
があるからですね。
選手の安全のために、これはいいと思います。



それでも、
E 8.2　

ええ、1.8　どこを引けるのか
審判たちは
満点の状態から見て、差をつけるために
E満点の演技をする選手が
喜びをかみしめられるように
正確に減点をしているのでしょう。

☆☆☆【広告】☆☆

0:41　両腕とともにクラブがしなる
まるで腕とクラブが一体化しているかのような
華麗なダンス。
美しい。

選手の腕とクラブが宇宙で唯一の曲線とゆらぎを
作り出しています。
硬質のクラブがなめらかにうごく。
AIが作ったなら没になりそうな現実世界の事実。
事実は小説よりもなのです。



なぜなら、
認識がすぐにできないレベルの私が
明らかにこれは風車とわかるから。
１点を軸にして、動力が伝わっているのがわかるのですよ。
風車の様。私は石うすでひかれる小麦。


この選手の２本のクラブの動かし方は
腕、胴体の運動とともなってきちんと重力が
意識されていてとてもいいですね。
手で柄を固めたり突然力が加わらない感じです。

何度見ても美しい演技です。

今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。