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2015年07月07日

サッカー女子W杯 なでしこ 連覇ならず

サッカーの女子ワールドカップカナダ大会の決勝で、日本代表「なでしこジャパン」は、アメリカに2対5で敗れ、大会連覇はならず、準優勝となりました。

日本はここまでの6試合、すべて1点差の6連勝で、2大会連続で決勝まで勝ち上がりました。決勝の相手は前回大会、それに3年前のロンドンオリンピックに続き、アメリカとの顔合わせとなりました。試合会場のバンクーバーのスタジアムには、5万3000人余りの観客が詰めかけ、その多くがアメリカサポーターの中での試合となりました。
日本は、決勝トーナメントに入ってから4試合続けて同じ先発メンバーで臨みましたが、前半3分に相手の最初のコーナーキックからロイド選手に4試合連続となるゴールを決められ、今大会、初めて先制を許しました。その2分後にはフリーキックから再びロイド選手に合わせられ、さらに1点を加えられたあとの16分には、ロイド選手のハットトリックとなる中央のラインからのロングシュートを決められて、序盤で0対4と大きくリードされました。
日本は27分にエースの大儀見優季選手のゴールで1点を返し、その後、ベテランの澤穂希選手とフォワードの菅澤優衣香選手を相次いで投入しましたが追加点は奪えず、前半を1対4で折り返しました。
後半、日本は7分に宮間あや選手のフリーキックを澤選手と競り合った相手のディフェンダーのオウンゴールで2点差に詰め寄りました。15分からはドリブルが得意なフォワードの岩渕真奈選手も投入するとともにフォーメーションも攻撃的にして反撃しましたが、追いつくことができませんでした。
日本は2対5で敗れて大会連覇はならず、準優勝となりました。アメリカは4大会ぶり、史上最多の3回目の優勝です。
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