2015年08月04日
売上げの伸びない企業サイトの特徴
こんな企業サイトは売上に繋がらないらしい
「ホームページが売上に繋がらない・・・」職業柄このような相談を受ける機会が多々あります。
売れる企業サイトと売れない企業サイト、その違いは何でしょうか?
売れない企業サイトの特徴
1.サイト名が企業名のみ
2.奇をてらったデザイン
3.新着情報が更新されていない
4.商品の効果が記載されていない
5.「スピード対応」など言葉が抽象的
6.「お客様の声」に良い事しか掲載していない
7.サイト訪問者にとってもらいたい行動が不明確
8.どうでもよい徒然日記的な社長ブログ
9.Twitterの無意味なつぶやきが表示されている
10.サイドバーにバナーが多い
11.「用語集」「リンク集」など無意味なページがある
12.ヘッダ画像がスライドしたりフェードして切り替わる
13.画像が多く重い(ページを開くのに時間がかかる)
1.サイト名が企業名のみ
Googleなどの検索エンジンは、サイト名に含まれるキーワードを一つの参考として、検索結果を表示します。
例えば、「化粧品 通販」というキーワード検索の結果には、「化粧品」と「通販」のキーワードがサイト名に含まれているサイトを検索結果に表示します。(そうでない場合もありますが)
知名度の低い企業の場合には、企業名で検索する見込み客は殆どいません。ですから、サイト名に見込み客が使いそうな検索キーワードを含める必要があります。そうしないと、見込み客の検索に引っかからず見込み客をサイトに招く事すらできません。
例えば、化粧品の通販を行っている企業サイトなら、「化粧品の通販|株式会社○○産業」のようなイメージです。
2.奇をてらったデザイン
奇をてらったデザインは一部の見込み客には響くかも知れませんが、万人受けはしません。
株式会社アイシェアの調査では、凝ったデザインよりもシンプルなデザインに好感を持つサイト訪問者は6.4倍も多い事が分かっています。
競合サイトと差別化させるためや、個性を出すために奇をてらったデザインにするのは逆効果です。デザインはシンプルにしましょう。
3.新着情報が更新されていない
新着情報はサイト訪問者に見られています。新着情報が更新されていないと「この企業は大丈夫かな・・・」と不安を感じます。
ホットリンクの調査によると、「どのような企業サイトであればより信用できるか?」という質問に対して、最も回答が多かったのが「情報量が多いサイト」(77.7%)、次いで「更新頻度が高いサイト」(69.9%)という結果になっています。
最新の新着情報が何年も前のまま止まっているサイトに出会う事があります。そもそも何年もほったらかしにしている企業サイトが売上に繋がる程あまくはありません。
売れる企業サイトの担当者は、「どうやったら検索順位が上げるか」「どうずればサイト訪問者の成約率が上がるか」という事を真剣に考え、定期的にサイトに手を加えています。
4.商品の効果が記載されていない
お客様は商品そのものにお金を払うのではありません。商品を使っている自分をイメージして効果があると感じた場合に購入に至ります。
例えば、英会話教材を探している人にとって、「ネイティブスピーカーが考案した教材」とか「スキルに合った教材」などの商品の特徴は極端な話しどうでもよいのです。
真っ先に知りたいのは、「簡単な日常会話が出来るようになる」とか「TOEICで○○点以上を取れるようになる」など、商品を使った場合に得られる効果です。(分かり易いように大げさな表現を例としてあげています。実際のサイト上では過大広告とならないようにご注意下さい。)
商品の特徴は、効果を裏付けるための情報でしかありません。
しかし、残念ながら、商品の特徴の説明だけに終止してしまい、肝心な効果について分かり易く伝えていない企業サイトが散見されます。
見込み客は商品の特徴から効果を推測してくれる程、その商品に精通していません。ですから、効果を明確に伝えなければなりません。
5.「スピード対応」など言葉が抽象的
「スピード対応」「どこよりも安く」「親切丁寧」などの抽象的な言葉は見込み客の購買意欲を動かすのに殆ど役立ちません。むしろ、抽象的な言葉だけで良い事ばかりを書いていると胡散臭く感じます。
「スピード対応」を見込み客に伝えたいのなら、「ご依頼後24時間以内に対応します。」など、具体的な数字を使って表現しなければ、見込み客は具体的なイメージが持てません。
更にこれだけでは不十分です。なぜなら、比較対象がないため、見込み客は「依頼後24時間以内の対応」が速いのか遅いのかの判断が出来ないからです。
ですから、「他社では対応に3日かかるのが一般的ですが、弊社ではご依頼後24時間以内に対応します。」というように比較対象を示すのがベターです。
6.「お客様の声」に良い事しか掲載していない
最近では多くの企業サイトが「お客様の声」を掲載しています。中には明らかに自作自演と思われる企業サイトも見受けられます。そのため、見込み客は「お客様の声」について、その真偽や内容を慎重に確認するようになっています。
「お客様の声」が自作自演でないとしても、良い事しか掲載していないと何となく真実味に欠けてしまいます。
ホットリンクの調査では、「クレームや悪い意見に対して対応している姿を公開している企業に好感が持てるか?」という質問には、97.1%が「好感が持てる」と回答しています。
お客様の声は、良い事だけでなく、悪い意見も積極的に掲載して「どのように対応したか(対応するか)」という事を載せた方がリアリティがあり、見込み客の信頼を得られます。
7.サイト訪問者にとってもらいたい行動が不明確
サイトのデザインも良く、商品を上手にアピールしているのに、もったいないなと感じる企業サイトに出会う事が良くあります。
それはどんな企業サイトかと言うと、サイト訪問者に最終的に何をしてもらいたいのかが良く分からないサイトです。
「電話で問い合わせをしてもらいたいのか」「フォームから問い合わせをしてもらいたいのか」「見積り依頼をしてもらいたいのか」「サイト上で商品を購入してもらいたいのか」が、明確になっていないのです。
サイト訪問者に最終的にとってもらいたい行動を明示しておかないと、サイト訪問者は何をすれば分からず、サイトを離脱してしまいます。
では具体的にどのようにすれば良いかというと、「お問い合わせはこちら」とか「商品を申込む」などのボタンを設置します。このようなボタンを設置する事で、サイト訪問者は何をすれば良いのかを理解してくれます。
またこれらのボタンは一般的には、緑色やオレンジ色の方がサイト訪問者の反応が良いと言われています。しかし、サイト全体の色彩とのバランスを考えるべきです。要するに、ボタンは目立つ色と大きさでメインコンテンツ中の目立つ場所に設置する事がポイントです。
もう一つのポイントは、サイト訪問者に最終的にとってもらいたい行動は一つに絞る事です。「問い合わせ」「資料請求」など複数のボタンが並んでいると、サイト訪問者は結局どうすれば良いのかが分からなくなってしまいます。
8.どうでもよい徒然日記的な社長ブログ
「今日はどこどこのレストランで食事をしました」「今日はどこどこに行きました」などの徒然日記的な社長ブログは、企業サイトを売上に繋げるために何の役にも立ちません。
むしろ、無意味な社長ブログのバナーは、サイト訪問者の集中力と成約を阻害する要因でしかありません。サイト訪問者には商品の事に集中してもらい、成約(購入や問合せ、資料請求)をしてもらうべきです。
gooが調査した企業サイトで困ってしまうことランキングによると、「公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり」が18位となっています。
社長ブログも同様です。見込み客にとって有益な情報を発信していない徒然ブログは全く意味がありません。
そんなブログを書く時間があるのなら、もっと重要な仕事にその時間を使うべきです。
9.Twitterの無意味なつぶやきが表示されている
上記と同様です。サイト訪問者の集中力と成約を阻害する要因でしかありません。
そもそも、サイト訪問者の成約に向けた行動を阻害する要素はページから徹底的に排除すべきです。
株式会社アイシェアの調査では、「企業サイトにどんな情報を求めているか?」という質問のトップは「商品情報(94.0%)」となっています。
サイト訪問者は商品情報を知りたがっています。商品情報を邪魔する要素はページから排除すべきです。
10.サイドバーにバナーが多い
上記と同様です。サイト訪問者の成約に向けた行動を阻害する要素でしかありません。
サイトを売上に繋げるという事が目的であるなら、「社長ブログ」のバナーや「関連企業」のバナーなどは不要です。もしも、サイト訪問者がこれらのバナーをクリックしてしまったら、それは訪問者のサイト離脱を意味し、成約の可能性が一気に遠ざかってしまいます。
11.「用語集」「リンク集」など無意味なページがある
そもそも「用語集」で用語を説明しないといけないような専門用語が多いサイトは訪問者に対して不親切です。専門用語は簡単な言葉に置き換えるべきです。
どうしても専門用語を使わざるをえないのであれば、専門用語を記載する時に併せてその用語の意味を説明してあげる方が親切です。わざわざ「用語集」ページを見に行かなければ、その用語の意味が分からないなんて、面倒で仕方がありません。
「リンク集」もいりません。上記でも述べた通り、サイト訪問者は、「商品情報」を見に来ています。
12.ヘッダ画像がスライドしたりフェードして切り替わる
通常ヘッダ画像には、メインキャッチコピーを記載します。なぜなら、サイト訪問者に対して最も目立つ場所だからです。
そして、メインキャッチコピーには、上記の4.で説明した「商品の効果」を記載するのが定石です。(サイト訪問者が真っ先に知りたい情報だから)
メインキャッチコピーが記載されているヘッダ画像がスライドしたりフェードしたりして切り替わると、メインキャッチコピーが訪問者の印象に残りません。
確かにヘッダ画像に動きがあると格好は良いかも知れません。
しかし、企業サイトの目的が「売上に繋げる」事ならば、ヘッダ画像に動きはつけず、メインキャッチコピーを訪問者に確実に認識してもらうべきです。
ヘッダ画像に動きをつけていても売上に繋がってしる企業サイトは当然あります。しかし、安全策を狙うなら動かさない方が懸命です。
13.画像が多く重い(ページを開くのに時間がかかる)
サイト訪問者は暇ではありません。ページを開くのに3秒も要するようなサイトだとサイト訪問者にストレスを与えます。
gooが調査した企業サイトで困ってしまうことランキングによると、「画像が多くて、重い」が2位となっています。
「ホームページが売上に繋がらない・・・」職業柄このような相談を受ける機会が多々あります。
売れる企業サイトと売れない企業サイト、その違いは何でしょうか?
売れない企業サイトの特徴
1.サイト名が企業名のみ
2.奇をてらったデザイン
3.新着情報が更新されていない
4.商品の効果が記載されていない
5.「スピード対応」など言葉が抽象的
6.「お客様の声」に良い事しか掲載していない
7.サイト訪問者にとってもらいたい行動が不明確
8.どうでもよい徒然日記的な社長ブログ
9.Twitterの無意味なつぶやきが表示されている
10.サイドバーにバナーが多い
11.「用語集」「リンク集」など無意味なページがある
12.ヘッダ画像がスライドしたりフェードして切り替わる
13.画像が多く重い(ページを開くのに時間がかかる)
1.サイト名が企業名のみ
Googleなどの検索エンジンは、サイト名に含まれるキーワードを一つの参考として、検索結果を表示します。
例えば、「化粧品 通販」というキーワード検索の結果には、「化粧品」と「通販」のキーワードがサイト名に含まれているサイトを検索結果に表示します。(そうでない場合もありますが)
知名度の低い企業の場合には、企業名で検索する見込み客は殆どいません。ですから、サイト名に見込み客が使いそうな検索キーワードを含める必要があります。そうしないと、見込み客の検索に引っかからず見込み客をサイトに招く事すらできません。
例えば、化粧品の通販を行っている企業サイトなら、「化粧品の通販|株式会社○○産業」のようなイメージです。
2.奇をてらったデザイン
奇をてらったデザインは一部の見込み客には響くかも知れませんが、万人受けはしません。
株式会社アイシェアの調査では、凝ったデザインよりもシンプルなデザインに好感を持つサイト訪問者は6.4倍も多い事が分かっています。
競合サイトと差別化させるためや、個性を出すために奇をてらったデザインにするのは逆効果です。デザインはシンプルにしましょう。
3.新着情報が更新されていない
新着情報はサイト訪問者に見られています。新着情報が更新されていないと「この企業は大丈夫かな・・・」と不安を感じます。
ホットリンクの調査によると、「どのような企業サイトであればより信用できるか?」という質問に対して、最も回答が多かったのが「情報量が多いサイト」(77.7%)、次いで「更新頻度が高いサイト」(69.9%)という結果になっています。
最新の新着情報が何年も前のまま止まっているサイトに出会う事があります。そもそも何年もほったらかしにしている企業サイトが売上に繋がる程あまくはありません。
売れる企業サイトの担当者は、「どうやったら検索順位が上げるか」「どうずればサイト訪問者の成約率が上がるか」という事を真剣に考え、定期的にサイトに手を加えています。
4.商品の効果が記載されていない
お客様は商品そのものにお金を払うのではありません。商品を使っている自分をイメージして効果があると感じた場合に購入に至ります。
例えば、英会話教材を探している人にとって、「ネイティブスピーカーが考案した教材」とか「スキルに合った教材」などの商品の特徴は極端な話しどうでもよいのです。
真っ先に知りたいのは、「簡単な日常会話が出来るようになる」とか「TOEICで○○点以上を取れるようになる」など、商品を使った場合に得られる効果です。(分かり易いように大げさな表現を例としてあげています。実際のサイト上では過大広告とならないようにご注意下さい。)
商品の特徴は、効果を裏付けるための情報でしかありません。
しかし、残念ながら、商品の特徴の説明だけに終止してしまい、肝心な効果について分かり易く伝えていない企業サイトが散見されます。
見込み客は商品の特徴から効果を推測してくれる程、その商品に精通していません。ですから、効果を明確に伝えなければなりません。
5.「スピード対応」など言葉が抽象的
「スピード対応」「どこよりも安く」「親切丁寧」などの抽象的な言葉は見込み客の購買意欲を動かすのに殆ど役立ちません。むしろ、抽象的な言葉だけで良い事ばかりを書いていると胡散臭く感じます。
「スピード対応」を見込み客に伝えたいのなら、「ご依頼後24時間以内に対応します。」など、具体的な数字を使って表現しなければ、見込み客は具体的なイメージが持てません。
更にこれだけでは不十分です。なぜなら、比較対象がないため、見込み客は「依頼後24時間以内の対応」が速いのか遅いのかの判断が出来ないからです。
ですから、「他社では対応に3日かかるのが一般的ですが、弊社ではご依頼後24時間以内に対応します。」というように比較対象を示すのがベターです。
6.「お客様の声」に良い事しか掲載していない
最近では多くの企業サイトが「お客様の声」を掲載しています。中には明らかに自作自演と思われる企業サイトも見受けられます。そのため、見込み客は「お客様の声」について、その真偽や内容を慎重に確認するようになっています。
「お客様の声」が自作自演でないとしても、良い事しか掲載していないと何となく真実味に欠けてしまいます。
ホットリンクの調査では、「クレームや悪い意見に対して対応している姿を公開している企業に好感が持てるか?」という質問には、97.1%が「好感が持てる」と回答しています。
お客様の声は、良い事だけでなく、悪い意見も積極的に掲載して「どのように対応したか(対応するか)」という事を載せた方がリアリティがあり、見込み客の信頼を得られます。
7.サイト訪問者にとってもらいたい行動が不明確
サイトのデザインも良く、商品を上手にアピールしているのに、もったいないなと感じる企業サイトに出会う事が良くあります。
それはどんな企業サイトかと言うと、サイト訪問者に最終的に何をしてもらいたいのかが良く分からないサイトです。
「電話で問い合わせをしてもらいたいのか」「フォームから問い合わせをしてもらいたいのか」「見積り依頼をしてもらいたいのか」「サイト上で商品を購入してもらいたいのか」が、明確になっていないのです。
サイト訪問者に最終的にとってもらいたい行動を明示しておかないと、サイト訪問者は何をすれば分からず、サイトを離脱してしまいます。
では具体的にどのようにすれば良いかというと、「お問い合わせはこちら」とか「商品を申込む」などのボタンを設置します。このようなボタンを設置する事で、サイト訪問者は何をすれば良いのかを理解してくれます。
またこれらのボタンは一般的には、緑色やオレンジ色の方がサイト訪問者の反応が良いと言われています。しかし、サイト全体の色彩とのバランスを考えるべきです。要するに、ボタンは目立つ色と大きさでメインコンテンツ中の目立つ場所に設置する事がポイントです。
もう一つのポイントは、サイト訪問者に最終的にとってもらいたい行動は一つに絞る事です。「問い合わせ」「資料請求」など複数のボタンが並んでいると、サイト訪問者は結局どうすれば良いのかが分からなくなってしまいます。
8.どうでもよい徒然日記的な社長ブログ
「今日はどこどこのレストランで食事をしました」「今日はどこどこに行きました」などの徒然日記的な社長ブログは、企業サイトを売上に繋げるために何の役にも立ちません。
むしろ、無意味な社長ブログのバナーは、サイト訪問者の集中力と成約を阻害する要因でしかありません。サイト訪問者には商品の事に集中してもらい、成約(購入や問合せ、資料請求)をしてもらうべきです。
gooが調査した企業サイトで困ってしまうことランキングによると、「公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり」が18位となっています。
社長ブログも同様です。見込み客にとって有益な情報を発信していない徒然ブログは全く意味がありません。
そんなブログを書く時間があるのなら、もっと重要な仕事にその時間を使うべきです。
9.Twitterの無意味なつぶやきが表示されている
上記と同様です。サイト訪問者の集中力と成約を阻害する要因でしかありません。
そもそも、サイト訪問者の成約に向けた行動を阻害する要素はページから徹底的に排除すべきです。
株式会社アイシェアの調査では、「企業サイトにどんな情報を求めているか?」という質問のトップは「商品情報(94.0%)」となっています。
サイト訪問者は商品情報を知りたがっています。商品情報を邪魔する要素はページから排除すべきです。
10.サイドバーにバナーが多い
上記と同様です。サイト訪問者の成約に向けた行動を阻害する要素でしかありません。
サイトを売上に繋げるという事が目的であるなら、「社長ブログ」のバナーや「関連企業」のバナーなどは不要です。もしも、サイト訪問者がこれらのバナーをクリックしてしまったら、それは訪問者のサイト離脱を意味し、成約の可能性が一気に遠ざかってしまいます。
11.「用語集」「リンク集」など無意味なページがある
そもそも「用語集」で用語を説明しないといけないような専門用語が多いサイトは訪問者に対して不親切です。専門用語は簡単な言葉に置き換えるべきです。
どうしても専門用語を使わざるをえないのであれば、専門用語を記載する時に併せてその用語の意味を説明してあげる方が親切です。わざわざ「用語集」ページを見に行かなければ、その用語の意味が分からないなんて、面倒で仕方がありません。
「リンク集」もいりません。上記でも述べた通り、サイト訪問者は、「商品情報」を見に来ています。
12.ヘッダ画像がスライドしたりフェードして切り替わる
通常ヘッダ画像には、メインキャッチコピーを記載します。なぜなら、サイト訪問者に対して最も目立つ場所だからです。
そして、メインキャッチコピーには、上記の4.で説明した「商品の効果」を記載するのが定石です。(サイト訪問者が真っ先に知りたい情報だから)
メインキャッチコピーが記載されているヘッダ画像がスライドしたりフェードしたりして切り替わると、メインキャッチコピーが訪問者の印象に残りません。
確かにヘッダ画像に動きがあると格好は良いかも知れません。
しかし、企業サイトの目的が「売上に繋げる」事ならば、ヘッダ画像に動きはつけず、メインキャッチコピーを訪問者に確実に認識してもらうべきです。
ヘッダ画像に動きをつけていても売上に繋がってしる企業サイトは当然あります。しかし、安全策を狙うなら動かさない方が懸命です。
13.画像が多く重い(ページを開くのに時間がかかる)
サイト訪問者は暇ではありません。ページを開くのに3秒も要するようなサイトだとサイト訪問者にストレスを与えます。
gooが調査した企業サイトで困ってしまうことランキングによると、「画像が多くて、重い」が2位となっています。
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