2015年07月22日
バブルとデフレ [電子書籍版]
人間はいつも合理的な行動をする存在ではない。しかし、人間が狂気に陥るメカニズムを理解すればバブルとデフレの原因、そして日本経済の今後がおぼろげながら見えてくるのではないか? 経済学だけでは理解できないメカニズムを徹底分析し、日本経済の行方を占う! 今こそ読みたい! わかりやすい経済学の本。
【目次】
はじめに
1ーーバブル経済のメカニズム
チューリップとウサギの教訓
人々を熱狂させる三原則
「てこの原理」の威力
一見新奇な投資対象
もっともらしい理論
ほんとうの「犯人」は?
「安楽」と「快楽」の違い
不安が生み出す恋愛の快楽
桂枝雀流「笑い」の理論
ソルテッド・ナッツ・シンドローム
2ーーうたかたの「日本神話」
プラザ合意と円高不況対策
日本中が「買い」に走った
銀行員たちの壮絶な競争
過当競争の五つの仕掛け
人生の目的まで失って
転機を見誤った金融機関
銀行が倫理を踏みはずした日
財テクという名の「新技術」
ジャパン アズ ナンバーワン
日米逆転
「前川レポート」は無視された
「世界の金融センター」という幻想
一変した評価
盛田昭夫の転向
3ーー終わらなかったバブル
高度成長の再現
東京一極集中
フタコブラクダの離婚率
進学率はどう変化したか
フタコブバブルの正体
団塊の世代が高度成長の幕を引く
「それでも首都機能移転」のふしぎ
進学バブルは崩壊するか
年金は最後の戦後経済体制
4ーーデフレと恐慌の原理
マイナス成長の衝撃
戦後のインフレ体制
インフレは常識ではない
消えた物価上昇圧力
アジア諸国の競争力
恐慌型デフレ突入の三要因
一九三七年恐慌との共通点
「ニューディール」に学ぶ
賃金維持という足かせ
5ーーポスト・デフレの日本経済
残された問題
銀行は立ち直れるか
ゼネラリストとスペシャリスト
日米経済は再び逆転へ
アングロサクソン型経営は万能か
モノ作りと知的創造
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